戦争と遺族
第1章 明治の戦争と遺族
1 西南戦争
鹿児島暴徒遂に火蓋を切る
国民皆兵の徴兵制
鎮台と越前
西南戦争と六人の戦没者
西南戦争戦没者(写真)
2 日清戦争
東学党の乱
出兵クーデター
開戦と住民
戦争・従軍・戦没
草鞋梅干等の恤兵品
講和と三国干渉
経済の発展と足羽
郷土連隊の誕生
日清戦争戦没者(写真)
3 日露戦争
アムール河の惨劇
主戦と反戦
開戦・征途
ああ旅順の戦い
旅順陥落と村民
奉天会戦
銃後の活動
講和凱旋
4 戦後と遺族
経済の発展と民衆
在郷軍人会の結成
忠魂碑の建立
日露戦争戦没者(写真)
第2章 大正の戦争と遺族
1 欧州大戦
参戦
対華二一カ条の要求
成り金
講和
2 シベリア出兵
米騒動
シベリア出兵
鯖江連隊の出兵
3 軍事教育と青年
青年団の結成
処女会の結成
青年訓練所
4 壮丁と在郷軍人
デモクラシーと兵隊
在郷軍人の軍事訓練
大正期戦没者(写真)
第3章 昭和の戦争と遺族
1 満州事変
金融恐慌
深刻な農村恐慌
羽二重工業の不況
ファシズムの嵐
満州事変勃発
事変と銃後
郷土連隊の満州派遣
満州事変戦没者(写真)
2 上海事変
抗日運動と国家主義
鯖江連隊の出動
戦場の鯖江連隊
声なき凱旋
銃後の活動
福井県軍事援護各種団体連合会
上海事変戦没者(写真)
3 支那事変
日中戦争起る
征途・袂別
郷土豚第一年目の戦い
南京城一番乗
第二年目の死那事変
徐州へ
漢口へ
第二年目の松井節部隊
郷土連隊の帰還
皇紀二六〇〇年
戦没者一一五名
4 国民総動員と支那事変
強化される在郷軍人
国防婦人会の結成
軍友会の結成
青年学校の創立
事変勃発と県民
銃後後援会の設立
軍人援護会
銃後奉公会
事変下の遺族
戦時下の壮丁
隣組
大政翼賛会
支那事変戦没者(写真)
第4章 太平洋戦争と遺族
1 継戦の太平洋戦争
あれから二〇年(回想記)
一二月八日
戦争と郷土兵
真珠湾奇襲
マレー半島攻撃
郷土兵も戦った比島戦
蘭印攻略戦
2 決戦下の銃後
国民学校
防空訓練
悲壮になった出征兵
増産へ
金属回収
強まるキップ制
青少年団の結成
決戦下の遺家族
3 玉砕の太平洋戦争
目をおおうガ島の戦い
アッツ島玉砕
ソロモン方面の戦い
ニューギニヤ作戦
六五名の戦没者
マーシャル群島の戦い
内南洋の戦い
玉砕サイパン
インパール作戦とビルマ戦線
ビルマに斃るる一一六名
ニューギニヤ周辺の戦い
ああレイテ島
戦没者二六七
4 玉砕下の銃後
根こそぎ動員
召集・動員
学童疎開
5 血戦の太平洋戦争
ルソン島血戦
ああ特攻隊
硫黄島の玉砕
沖縄血戦
ああ二三八柱
6 本土決戦
空襲・焦土
敦賀・福井空襲
国民義勇隊と本土決戦
原爆とソ連参戦
太平洋戦争戦没者(写真)
第5章 敗戦と遺族
1 敗戦
八月一五日
故郷を前に
一九四六年(昭21)以降戦没者(写真)
ああ六〇四柱
2 苦難の遺族
食糧難とインフレ
帰ってきた遺骨
公葬等の禁止について
復員
軍人援護会の解散
忠魂碑のとりこわし
進駐軍
福井地震と遺族
第6章 遺族の団結と活動
1 遺族互助会の結成
福井県遺族互助会の結成
下文殊村遺族互助会の結成
酒生村遺族互助会結成
東郷村遺族会の結成
一乗村遺族厚生会の結成
上文殊村遺族互助会の結成
六条村遺族互助会の結成
2 互助会時代の活動
忠霊塔の再建
慰霊活動
戦傷病者戦没者遺族等援護法
3 足羽町遺族会の結成と活動
遺族会の結成
公務扶助料の復活
戦没者叙勲
足羽町遺族会の結成
各地区遺族会の活動
足羽町婦人部の結成と活動
遺族会の現況
第7章 終戦から二〇年
1 戦没者八二三名
2 苦難を越えて(回想記)
3 これからの遺族会(座談会)
あとがき