図書エノケン ト キクヤ サカエ000059293

エノケンと菊谷栄

サブタイトル1~10
昭和精神史の匿れた水脈
編著者名
山口 昌男 著
出版者
晶文社
出版年月
2015年(平成27年)1月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
366p
ISBN
9784794968654
NDC(分類)
772
請求記号
772/E63
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
文献あり 年譜あり 索引あり
和書
目次

凡例
 
第一章 菊谷栄の生い立ち
青森での少年時代
演劇への目くばり
菊谷栄と女性
「ニコニコ」の若者集団
左翼への接近
 
第二章 浅草のエノケン・エノケンの浅草
暴れん坊エノケン
役者への道
オペラ芸術研究生
花屋敷の猿に学ぶ
伊庭孝のジャズ・ミュージカル
オペラの凋落
菊谷栄との出会い
 
第三章 カジノフォーリーの興亡
レヴュウをやるのだ
負の空間としての浅草
カジノフォーリー以前
南天堂の二階で
第一次カジノフォーリー
第二次カジノフォーリー
菊谷栄、エノケンの舞台を観る
カジノフォーリーの人気
エノケンの脱退
カジノフォーリーの終焉
詩人菅原克己の証言
 
第四章 エノケン一座の誕生
浅草のフィクサー
プペ・ダンサントへの移籍
菊田一夫の『忠臣蔵』
結婚相談所、玉木座?
エノケンとの好対照・二村定一
菊谷栄初期の台本
エノケン一座=ピエル・ブリヤント
『乞食芝居』で牧師役
『サルタンバンク』と『サルタンバンクの娘』
世界初、『リリオム』のオペレッタ化
エノケン一座の新宿進出
菊谷栄の復帰
 
幕間 菊谷栄の舞台美術
 
第五章 『歌劇』を読む 宝塚少女歌劇のアルケオロジー
宝塚のファン雑誌『歌劇』
堀正旗の回想
久松一声の自伝
中山太郎との確執
久松一声と宝塚
雑誌編集者の職人芸
白井鐵造の登場
岩村英武・和雄兄弟
 
第六章 エノケン・レヴューの栄光と悲惨
エノケンと新興写真
拡大する都市のモダニズム
オペレッタ・カルメン
劇評家友田純一郎
世界与太者全集の完結
蘆原英了の見たエノケン一座
内田岐三雄のサーカス道化論
エノケン一座の丸の内進出
エノケンのライバル・ロッパ
低迷する台本作者たち
エノケンと菊谷の思い
菊谷栄と音楽
双葉十三郎の菊谷栄讃
菊谷栄最後の台本
 
第七章 菊谷栄戦場に死す
菊谷○隊長
菊谷栄没後の評価
 
付録
西田幾多郎とメイエルホリドの間のエノケン
編集後記 その一 (間宮幹彦)
編集後記 その二 山口人類学のミッシングリンク(川村伸秀)
参考文献一覧
榎本健一・菊谷栄略年譜
菊谷栄所蔵ジャズレコード一覧
人名索引