図書目録フセジ ノ ブンカシ資料番号:000059282
伏字の文化史
- サブタイトル
- 検閲・文学・出版
- 編著者名
- 牧 義之 著
- 出版者
- 森話社
- 出版年月
- 2014年(平成26年)12月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- 443p
- ISBN
- 9784864050739
- NDC(分類)
- 023
- 請求記号
- 023/Ma34
- 保管場所
- 開架一般
- 内容注記
- 文献あり 索引あり
- 昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次
序章 伏字に出会う 本書の目的、意義と先行研究について
街頭の伏字
本書の目的と意義
検閲制度に関する先行研究
各章の概要
I 伏字はなぜ施されたのか─内閲という措置
伏字の存在意義に関する基礎的考察
法外便宜的措置としての内閲① その始まりから運用まで
法外便宜的措置としての内閲② 萩原朔太郎『月に吠える』の内閲と削除
法外便宜的措置としての内閲③ 内閲の終焉と昭和期の事例
作家の検閲制度意識 永井荷風を例に
II 伏字が引き起こす問題
森田草平『輪廻』の伏字表記 差別用語と作者の戦略
削られた作品の受容と変遷 片岡鉄兵「綾里村快挙録」を中心に
誌面削除が生んだテキスト・ヴァリアント 石川達三「生きている兵隊」から
III 検閲制度をめぐる攻防
発売頒布禁止処分と「改訂版」 昭和五年・禁止本『肉体の悪魔』と『武装せる市街』から
狂演のテーブル 戦前期・脚本検閲官論
伏字の戦後 占領軍の検閲と文字起こし
参考文献一覧
初出一覧
あとがき
索引
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