図書カテイ ノ アジ ノ センゴ ミンゾクシ000059264
「家庭の味」の戦後民俗誌
サブタイトル1~10
主婦と団欒の時代 越境する近代;2
編著者名
矢野 敬一 著
出版者
青弓社
出版年月
2007年(平成19年)5月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
224p
ISBN
9784787220219
NDC(分類)
383.8
請求記号
383.8/Y58
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次
序
第1章 ふるさとの味をめぐる戦前─高度成長期前史の農村女性
はじめに
地方の食へのまなざしと「名物料理」
大正期の代用食論議と地方へのまなざし
栄養への関心と「新農村料理」
「郷土食」と「国民食」
おわりに
第2章 「主婦」役割の編成と味噌自家醸造法の改善指導
はじめに
改善指導前の味噌の社会的布置
味噌をめぐる認識の布置の再編成
味噌醸造の場での社会的関係性と「主婦」役割の意識化過程
生活改善実行グループと多様な食の世界の広がり
おわりに
第3章 調理の習得とリテラシー─「主婦」役割の受容と「家庭」意識
はじめに
調理の習得と変容する台所
農村女性とリテラシーへの回路
「おかず帳」と多様な料理への回路
高度成長期と農村女性
おわりに
第4章 旧正月から新正月へ─「家庭」中心の年中行事への移行
はじめに
旧正月から新正月へ
生活世界の拡大と新正月への移行
焦点としての「家庭」
おわりに
第5章 お盆の戦後─帰省ラッシュ・成人式・盆踊り
はじめに
藪入りから帰省ラッシュの時代へ
盆と成人式
盆踊りの高度成長期
おわりに
第6章 「名物」の味/「家庭」の味─端午の節句と笹団子の現在
はじめに
笹団子の名産品化と表象される「新潟」
「米どころ新潟」と笹団子
山北での笹団子の受容と現状
菖蒲の節句行事の再編成
おわりに
あとがき
索引