図書キオク ノ ショウニン000059257

記憶の証人

サブタイトル1~10
かごしま戦争遺跡 戦後60年
編著者名
南日本新聞社 編
出版者
南日本新聞社
出版年月
2006年(平成18年)2月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
177,3p
ISBN
9784860740566
NDC(分類)
219.7
請求記号
219.7/Mi37
保管場所
閉架一般
内容注記
年表あり
和書
目次

はじめに

沖縄の次は南九州
 =米が「オリンピック作戦」11月1日上陸の予定
本土死守への「滑走路」
 =南大隈町佐多郡・間泊・第112震洋隊基地跡
旧式砲で上陸に備え
 =肝付町海蔵・内之海臨時要塞の砲台跡
延々16キロ、米上陸に備え
 =志布志市志布志・市街地台地の86師団・志布志洞窟陣地
幻の夜戦隊、姿おぼろに
 =曽於市大隈町八合原周辺・芙蓉部隊・岩川航空基地跡
特攻機送った陸の空母
 =鹿屋市串良町有里・海軍串良航空基地跡
軍都支えた朝鮮人労働者
 =鹿屋市古前城町・外国人納骨堂
神風特攻隊829人を弔う
 =鹿屋市野里町・桜花の碑
陸海の航空司令を統合
 =鹿屋市西原3丁目・海軍鹿屋航空基地
“大事件”伝え 平和祈る
 =鹿屋市高須町・進駐軍上陸地の碑
神社や墓地も強制移転
 =霧島市・海軍第1国分航空基地跡
極限状態、2万6780人上陸
 =加治木町須崎・引き揚げ船入港地跡
教室に爆弾、15人が犠牲
 =加治木町仮屋町・殉難学徒の碑
空襲の犠牲11人を悼む
 =都築市祝吉町・動員学徒殉没慰霊碑
海峡封鎖にらんで設置
 =長島町平尾・海軍北方崎砲台跡
特攻隊200人に出撃命令
 =出水市平和町・海軍出水航空基地戦闘指揮所壕
進駐軍恐れ地底に10年
 =さつま町湯田・軍旗奉還の碑
決戦に備え河口に特攻艇
 =薩摩川内港町・船間町・震洋隊基地跡
終戦間近、7人が犠牲
 =薩摩川内市久見崎町、滄浪小・戦没学童慰霊碑
孤立の島で玉砕も覚悟
 =薩摩川内市下甑町手打・海軍電波通信隊跡
殉職した12人の名刻む
 =鹿児島市浜町・鹿児島駅空襲の慰霊碑
大空襲語り継ぐ支えにn
 =鹿児島市中央町・私立女子興業学校の正門跡
空襲にも耐えた格納庫
 =鹿児島市真砂本町・海軍鹿児島航空基地跡
持久戦備え地下司令部
 =日置市伊集院町下谷口・陸軍愛宕山塚
戦後消された特攻基地
 =南さつま市加世田高橋・陸軍万世飛行場の営門
終戦4日後の“戦死者”
 =南さつま市笠沙町片浦・第124震洋隊基地跡
大空襲で人々逃げ込む
 =枕崎市山手町・枕崎神社の鳥居
地上戦武器で対空砲撃
 =知覧町上別府・猿山・山砲座跡と「たこつぼ」
「特攻基地」の代名詞に
 =知覧町郡・陸軍知覧飛行場跡
難工事 終戦間に合わず
 =頴娃町上別府・陸軍青戸飛行場跡
干満に応じ発進2カ所
 =知覧町南別府・第125震洋隊基地跡
のどかな農漁村が一変
 =指宿市東方・海軍指宿航空基地跡
煙突だけが往時伝える
 =中種子町増田・海軍航空隊種子島基地跡
「第2防衛線」支える
 =瀬戸内町三浦(加計呂麻島)・海軍艦船給水用ダム
戦争文学の舞台で脚光
 =瀬戸内町呑之浦・第18震洋隊基地跡
戦局急変、7000人超を配備
 =天城町大和城山・第64旅団戦闘司令所跡
沖縄戦の最前線基地に
 =天城町浅間・陸軍浅間飛行場跡
戦中の精神支柱、彈痕生々しく
 =伊仙町阿三・鹿浦小の奉安殿
火の海に没した兵弔う
 =徳之島町亀徳・富山丸慰霊塔
児童ら148人の犠牲悼む
 =徳之島町亀徳・武洲丸遭難者の碑
米上陸に備え自決壕?
 =和泊町越山一帯・冲永良部島守備隊
特攻機の中継地、標的に
 =喜界町中里・海軍喜界島航空基地跡

連載を終えて
 胸詰まる重い体験、超えたい世代の断絶

埋もれた壁、詳細は不明
 =鹿屋市串良町有里・陸軍大塚山砲台陣地跡
変電所が建てられ消滅
 =南さつま市加世田益山・万世飛行場の燃料庫跡
鹿児島県の空襲被害者は最大5116人 死亡、実態なお不明
 =郷土史記録集計
時代背景学ぶ努力必要
 =郷土史家・川嵜兼孝さん
町全体が「戦争博物館」
 =知覧町職員・松元正さん
「記録する」意識こそ、住民参加で記憶発掘を

年表
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