京都府民の暮らし百年
目次省略
口絵
序 (蜷川虎三)
第1編 政治・行政
幕末動乱と民衆
幕府のほうかい
明治政府できる
首府は東京へ
京都府のはじまり
新政策
京都府会開かれる
自由民権運動おこる
天皇制と中央集権制の確立
日露戦争
京都の軍隊
護憲運動のうごき
京都の米騒動
労働者意識の高まり
水平社の創立
無産者の団結
普通選挙法の成立
治安維持法の改悪
大本教事件
強まる弾圧
暮らしへの圧迫
京都空襲
敗戦
占領
苦しい生活
引き揚げ
戦後民主主義の出発
新しい憲法の制定
反動化のきざし
全京都民主戦線統一会議と首長選挙
反動政策とのたたかい
住民と行政
府下にひろがる革新首長
住民自身による運動と自治体
憲法を暮らしの中に
第2編 教育
幕末の学校―寺小屋・私塾
近代教育のはじまり
修身科の重視
実業教育の開始
高等小学校の設置
忠孝教育の開始
第三高等中学校の誘致
実業教育の発展
中等教育の充実
高等専門教育の拡大
中等教育の拡大
実業教育の充実
小学校教育の完成
高等専門教育の充実
吉田付近(明治45年ごろ)
大学自治の確立 ―沢柳事件―
大正期の学校教育
専門学校
戦争への道
戦時下の学校生活
軍国主義教育のほうかい
民主教育の出発
平和を守る教育運動
ベビーブームの中学生
交通安全教育
学園紛争
教育の機会均等の拡大
根をおろす高校三原則
京都府立大学
京都府立医科大学
教科書の100年
第3編 社会・生活
文明開化の時代
明治維新の陰に
働く庶民
新しい食べ物
明治初期の女性の風俗
女性の新しい風俗
明治20年代の祇園会山鉾巡行
明治調
明治25年ごろの四条大橋
産業革命期の働く女性
日清・日露戦争の影響
明治30年代の祇園町の町並み
大正時代の女子労働者
産業革命後の世相
第一次大戦後の明暗
丹後大震災
昭和の御大典
昭和恐慌下の風俗
室戸台風
鴨川はんらん
戦争への道
敗戦と占領軍の進駐
敗戦後の混乱
浮浪児・浮浪者
抑圧からの解放
作られる流行
金閣炎上
南山城水害
消費生活の変化
週刊誌のはんらん
作られては消えるブーム
売春禁止法の制定
勤労者の都市集中
王様ではない消費者
高度経済成長政策のひずみ
古くて新しい京都
第4編 農林水産業
幕末の農漁村
伊根の捕鯨
農業団体の設立
近郊農業の発達
耕地整理のはじまり
蚕糸業の発達
丹後の漁業(明治時代後期)
大正時代の畜産
伝統の北山杉
米づくり(大正時代)
巨椋池の漁業
宇治茶のてん茶製造工程(大正時代)
農民のめざめー小作争議
京都市中央卸売市場の開設
戦時下の農業
敗戦後の混乱
農業協同組合の発足
大正池の決かいと完成
稲作の機械化・協同化
共同養鶏
獲る漁業から育てる漁業へ
丹後農産物流通センターの設置
農業用水の制御
養蚕の省力化
近代化された茶づくり
近郊農業の近代化
共同施設の充実
耕地整理の進行
総合流通センターの開設
変ぼうする農村
関西一の亀岡子豚畜産市場
きれいな魚の直売
おいしい米づくり
特産物づくり
日本海をひらく
丹後縦貫林道
第5編 運輸・建設
明治初期の川と橋
重要な役割を果たした水上交通
鉄道開通
ひろがる人と物の往釆
電灯かつく
琵琶湖疏水の開通
日本最初のチンチン電車
発展する交通機関
産業発展と市街事業
貿易の道をひらく舞鶴港
すすむ電気事業
労働者の増加と交通の発展
植物園できる
戦争の影響
強制疎開
敗戦後の復興
南山城水害と台風13号水害
軍港から貿易港へ
去りゆくチンチン電車
すすむ治水対策
へき地に天窓を丹後半島一周道路の完成
郊外電車都心へ
名神高速道路
建設とともにきめこまかい防災対策
三丹開発の出発
木造橋から永久橋へ
京都駅にとまる“ひかり号号”
上水道の整備
環境のよい平和の港舞鶴
高山ダムできる
すすむ暮らしの道づくり
暮らしやすい町をめざして
複数の道
第6編 商工業
家内制手工業の仕事場
伝統産業の進歩
京都博覧会はじまる
機業の発展と同業組合
工場生産の展開
丹後ちりめん
第一次織物消費税
伝統産業と近代産業
金融機関の進出
大正初年の不況
商業の発達
昭和の大恐慌
工業用電力の普及
7・7禁令
経済統制
衣料切符
戦時下の生産
敗戦直後の新京極
統制徹廃
第二次織物消費税
企業組合の活動
力織機の普及と丹後への出機
西陣の姿
西陣織の工程
経営と技術を高める
黒谷和紙の復興
染色業の近代化
京友禅の風景
丹後機業の共同施設
京焼の発展
精密機械器具工業の発展
舞鶴工業地帯
京都の伝統産業とその製品
資料提供者一覧
写真転載資料一覧
あとがき