皇国必勝の道

一、　聖戰第四年
長期戰の歷史―義家、家康の敎訓―一千年戰爭―ローマの勇强―余の鬪爭―近世の支那―東湖、松陰の志
二、　我必勝の三要素
日本必勝の理由―物的要素―人的要素―靈的要素
三、　米國東亞侵寇史
アメリカを誤解す―ワシントン以來の傳統的アジア侵出政策―ペルリ來航の眞意を叩く―二十世紀に於ける彼の日本壓迫政策
四、　明治維新と昭和維新
明治維新の價値―明治維新の期間―志士の興亞經綸―橋本左內の親露反英論と吉田松陰の幽囚錄
五、　鳴呼神風精神
忠義一徹の特攻隊―神風連回顧―神風精神と武士道―我の勇と彼の勇―銃後も神風精神を發揮せよ
六、　敢て靑壯年に愬ふ
昭和一新論―今は靑年の時代也―國內に道義の態勢を立てよ―必勝の信念