図書キンダイ ニホン ノ センソウ イセキ ケンキュウ000059025

近代日本の戦争遺跡研究

サブタイトル1~10
地域史研究の新視点
編著者名
菊池 実 著
出版者
雄山閣
出版年月
2015年(平成27年)2月
大きさ(縦×横)cm
27×
ページ
435p
ISBN
NDC(分類)
213.3
請求記号
213.3/Ki24
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

序章 近代日本の戦争遺跡研究のために
第1節 本研究の課題と方法
第2節 戦争遺跡の調査・研究そして保存・活用を考えるために
第3節 戦争遺跡調査の視点
第4節 戦争遺跡を調査研究するための史資料
 
第1章 陸軍岩鼻火薬製造所の研究
第1節 製造所の跡地、県立公園「群馬の森」周辺を踏査する
第2節 明治・大正期の陸軍岩鼻火薬製造所
第3節 明治・大正期の災害
第4節 昭和期における敷地・建物の変遷
第5節 陸軍軍需動員下の岩鼻火薬製造所―1937年~40年の動向―
第6節 写真偵察―陸軍岩鼻火薬製造所
第7節 製造所跡地採集の遺物と地下壕出土のダイナマイト
 
第2章 陸軍前橋飛行場の研究
第1節 発掘調査と史料から判明した飛行場設定前後の状況―景観復元の試み―
第2節 発掘された飛行場関連の遺構と遺物
第3節 飛行場設定と米軍艦上機空襲
第4節 陸軍特別攻撃隊―誠第36・37・38飛行隊の足跡を追って―
 
第3章 群馬県内の戦争遺跡群研究
第1節 歩兵第15連隊兵営跡の調査
第2節 陸軍特殊演習場の研究 その一―赤城演習場跡採集の迫撃砲弾と東部第41部隊(迫撃第1連隊)―
第3節 陸軍特殊演習場の研究 その二―化学戦部隊としての迫撃第1連隊―
第4節 戦時地下工場の研究―強制連行・強制労働によって構築された地下工場など―
第5節 本土決戦下の研究 その一―1944年からの群馬県内駐屯部隊を追って―
第6節 本土決戦下の研究 その二―青葉兵団(陸軍第202師団)の群馬県移駐―
 
第4章 空襲研究―群馬県下空襲の実像を追って―
第1節 中島飛行機太田製作所に対する米軍艦上機空襲
第2節 二つの碑から―館林上空の空戦を追って―
第3節 中島飛行機小泉製作所に対する米軍艦上機空襲
第4節 1945年8月5-6日の前橋空襲を検証する
 
終章 近代日本の戦争遺跡調査における諸問題
第1節 各章における研究の総括
第2節 戦争遺跡をとおして考える遺跡と遺物
第3節 戦争遺跡調査の問題点
第4節 戦争遺跡の調査研究を考える
 
あとがき
参考文献一覧