図書ショウワ ノホドヨイ クラシ000058930

昭和のほどよい暮らし

サブタイトル1~10
モノと人をだいじにする
編著者名
岸本 葉子 著者
出版者
PHP研究所
出版年月
2015年(平成27年)2月
大きさ(縦×横)cm
15×
ページ
219p
ISBN
9784569763026
NDC(分類)
914
請求記号
914/Ki58
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次

二十年代の建物、三十年代道具
コンパクトな住まい
風の通る涼しさ
氷枕とちゃぶ台
冷蔵庫なしですんでいた
わが家の電化を振り返る
ミシンと戦争の深い関係
日常生活がスクワット
洗濯はたいへんだった

頑張らない掃除
埃はすぐ溜まる
掃除機は強力だけど
フローリングワイパーの利点と難点
座敷箒とちりとりで

野菜中心の食事とフードプロセッサー
「洋食」ふうへの憧れ
ミキサーとの違い
狭い台所に合う機種は
大根おろしや千切りも
簡単に洗える
サラダにスープに
添加物が気になる人にも

おばあちゃんの風邪退治
基本は手を洗うこと
首を温める
今ふう湯たんぽ
昔していた湿布、焼ネギ
漢方のツボ
おじいちゃんの股引

ほの甘くて温か、葛湯の幸せ
とろみで冷めにくく
子どもの頃の味覚
市販の粉はあるけれど
生薬にもなる材料
時間をかけて練る

ほどのよいカーテン探し
暑さ寒さは窓からも
機能をどこまで求めるか
掛け替えて資源節約
部屋全体の印象は

ピンクをめぐる冒険
長く使い続けるから
ヨーロッパとアジアの折衷
ほんとうに好きな色を
裏地をつける
日本の気候を考えて

きれいに泳いでリラックス
苦しいのは仕方ない?
秘訣は「頑張らない」
自然体で息継ぎ
力を抜いてストレッチ

体に合う服、合わせる服
古くても平凡でも
仕立屋さんが多かった
既製品で失ったもの

セミオーダーという選択
流行に振り回されずに
「なんてことのない」形
脱・大量生産
着心地と価格の折り合うところ

ラッパにひかれて豆腐屋さん
引き売りの来た頃
頼れる移動スーパー
呼び止めて買う

リヤカーで生湯葉を
おなじみの時間帯
対面販売というイベント
棒手振りの声をしのんで

温泉の恵み、いつまでも
心身の疲れをとるには
近場でも「転地」になる
源泉につかる
自然の一部、宇宙の一部
露天風呂の開放感
神経をしずめる効果
独特の保養文化

レンタサイクルで半日旅
自転車だから行けるところ
一日借りて数百円
街を抜ければ別天地
ママチャリでこんな遠くまで
膝小僧を擦り剝いて

町の身近なお医者さん
「もったいない」という癖
ありすぎる難しさ
アメリカ仕込み
行かずにすむなら
口コミサイトでわからないこと
地域で代々親しまれ

親知らずを抜く
まずはみがいて予防する
年をとったときのために
歯ぐきを切る

痛みを味わい、気づくこと
腹式呼吸で落ち着ける
言葉に代わるコミュニケーション
ロール綿、ヨードチンキ
うがいを励行
頬がふくれて
ふつうのことが気持ちいい

音がいろいろ多すぎる?
人のいるところにはテレビ
自分ひとりではない
逃げないで和らげる
店に足を運んで

小さくて役に立つもの
完全には断ち切らない
目立たず、いつまでも
がまんしないで共存

冷房と上手に付き合う
エアコンなしが理想でも
打ち水は頃合いを見て
服装の知恵
水と梅干し
夏野菜に濡れタオル
寝るときもひと工夫

本文カット 平井きわ