図書キンダイ ニホン ノ リクグン ト コクミン トウセイ000058892
近代日本の陸軍と国民統制
サブタイトル1~10
山縣有朋の人脈と宇垣一成
編著者名
伊勢 弘志 著
出版者
校倉書房
出版年月
2014年(平成26年)12月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
428p
ISBN
NDC(分類)
312
請求記号
312/I69
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次
目次省略
第一章 山縣有朋と内務省
自治政策における省庁間の対立
欧化政策と都市計画
第二章 山願内閣と地方自治―プロシア自治政の導入
自治と軍事の連環
山縣有朋の自治制度
プロシア自治政と信用組合
初期議会における政府と民党
憲政党・星亨の「積極主義」政策の誕生
第三章 地方改良運動に見る自治の性格
地方自治の予備校・産業組合
英露「グレイト・ゲーム」の展開と日露戦争
地方改良運動と報徳社
地方改良運動の論理と展開
社会と軍隊における教育の一斉展開
第四章 「嘉仁巡啓」に見る「視覚的支配」
「嘉仁巡啓」の政策化過程
第二次桂内閣―「画一化政策」と社会主義対策
「嘉仁巡啓」とインフラ整備―営造物と在郷軍人
国民統制政策の人脈と源泉
「大正大礼」の挙行と「恩賜政策」―国家儀礼への昇華
第五章 「国民統制政策」の論理と展開
国民統制政策の全貌
政友会の「積極主義」政策
「恩賜の論理」と地域での継承
政策主体としての「山縣閥」
第六章 国際情勢の中の陸軍と社会―政治的独立の萌芽
日露戦後社会と陸軍
在郷軍人会と青年団
陸軍の大陸政策―総力戦体制への取り組み
国際秩序の転換と陸軍
二宮金次郎の肖像―「韓国の金次郎」
第七章 陸軍の政治的独立の過程―「宇垣軍縮」と社会政策
宇垣一成の「軍縮戦略」―大戦後の社会
陸軍の政策主体としての独立
第八章 国民統制政策の支配効果
銅像による顕彰政策と「顚倒の論理」
銅像による支配効果と「抵抗の論理」
「顚倒の論理」と擬似政策主体
民衆の二律性と政策の中の社会
おわりに―国民統制政策と社会環境
【註】
[参考資料]
あとがき
索引
索引あり