図書カイコウ ノ セイジ シ000058887
海港の政治史
サブタイトル1~10
明治から戦後へ
編著者名
稲吉 晃 著
出版者
名古屋大学出版会
出版年月
2014年(平成26年)11月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
4,374,18p
ISBN
NDC(分類)
683
請求記号
683/I54
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次
序章 近代海港史とは何か
第1章 日本における海港行政の始動
――維新官僚と旧条約・殖産興業
一 旧条約と開港行政
二 殖産興業と海港修築――野蒜・宇品・門司
三 海港修築をめぐる競合――第一次横浜築港
小括
第2章 世界交通網の拡充と日本の海港
――地方長官・議会政治家と海港論
一 海港論の展開――海港配置と地域社会
二 大阪築港の着手――内務省と地域社会
三 貿易港制度の変更――大蔵省と地域社会
小括
第3章 改正条約の実施と海港行政
――大蔵官僚の理想
一 海港行政をめぐる三省対立
二 海港行政の再編――第二次横浜築港と第一次神戸築港
小括
第4章 緊縮財政下の海港修築
――地方実業家の取り組み
一 内務省による海港修築
二 市営築港の縮小――大阪築港打ち切り問題
三 民営港の積極的展開――北九州諸港の整備
小括
第5章 政党内閣期の海港行政
――内務官僚による統率
一 地方港修築の展開――伏木・境・敦賀
二 港湾協会の設立とその活動
小括
第6章 戦時体制と海港行政
――逓信官僚の挑戦
一 一九三〇年代における海港問題――日本海ルートと産業振興
二 戦時体制から戦後へ
小括
終章 国民国家の時代の海港
注
文献一覧
あとがき
巻末付表
関連年表
図表一覧
索引
索引あり