図書アサヒ シンブン センジ シャセツ オ ヨム000058883

朝日新聞「戦時社説」を読む

サブタイトル1~10
編著者名
室谷 克実 著
出版者
毎日ワンズ
出版年月
2014年(平成26年)12月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
225p
ISBN
9784901622813
NDC(分類)
070
請求記号
070/Mu76
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

はじめに――六十五本の戦時社説
序章 二度と騙されないために
戦後の「自信なき保守体制」をつくったもの
本書の工夫
ピンクの旗から日の丸へ、その裏の疑念
豹変ではない、醜塊革面だ
東条英機を絶賛し、靖国神社を敬仰し
戦局悪化とともに〝神がかり〟に
拭えない前世代の責任
日章旗、赤い染料に漬ければ赤旗だ
三回目の革面
四回目の醜塊革面を許すのか
 
第二章 開戦
帝国の対米英宣戦(昭和十六年十二月九日)
勅語を賜う(昭和十六年十二月十一日)
長期戦争と米英(昭和十六年十二月十六日)
米太平洋艦隊今や全滅(昭和十六年十二月十九日)
昭和十六年を送る(昭和十六年十二月三十一日)
大東亜戦争第二年(昭和十七年一月一日)
大詔奉戴日(昭和十七年一月三日)
シンガポールに突入(昭和十七年二月十二日)
満州国建国十周年(昭和十七年三月一日)
不朽の遺烈を祭る(昭和十七年四月八日)
靖国神社に行幸啓(昭和十七年四月二十五日)
全国に侍従御差遣(昭和十七年四月二十六日)
聖寿の万歳を祝し奉る(昭和十七年四月二十九日)
大戦果下の海軍記念日(昭和十七年五月二十七日)
太平洋を掩う大戦果(昭和十七年六月十一日)
噫空の軍神加藤少将(昭和十七年七月二十三日)
米国対日挑戦の意義(昭和十七年十一月二十六日)
 
第三章 決戦
首相必勝の信念を吐露(昭和十八年一月二十九日)
米大統領また空宣伝(昭和十八年二月十四日)
宋美齢は何を得たか(昭和十八年二月二十二日)
御親拝を仰ぎ奉る(昭和十八年四月二十四日)
不滅の大精神を讃う(昭和十八年四月二十五日)
ソ波事件の齎すもの(同日)
山本元帥を悼み且誓う(昭和十八年五月二十二日)
元帥の屍を越えて(昭和十八年五月二十五日)
何らの崇厳、何らの壮烈(昭和十八年五月三十一日)
報道と盛り上る戦意(昭和十八年六月四日)
海鷲の偉勲を御嘉尚(昭和十八年十一月十二日)
敵の焦慮と我が大戦果(昭和十八年十一月二十四日)
学徒兵士に栄光あれ(昭和十八年十一月二十九日)
敵民心は死傷数に怯ゆ(昭和十八年十二月十日)
一路必勝へ邁進せん(昭和十九年一月一日)
戦機に触るる東条首相(昭和十九年一月二十二日)
玉砕の忠魂に応えよ(昭和十九年一月三十日)
皇軍インパールに迫る(昭和十九年四月一日)
勝つための逞しき神経(昭和十九年四月十一日)
噫 古賀元帥(昭和十九年五月六日)
断乎反撃の時(昭和十九年五月二十七日)
寇敵、誓って撃つ(昭和十九年七月十九日)
ガ島の勇士に応えん(昭和十九年八月十八日)
神機まさに到らんとす(昭和十九年十月十四日)
先登精神の華(昭和十九年十月二十一日)
いざ、次の決戦へ(昭和十九年十月二十八日)
噫 忠烈(昭和十九年十月二十九日)
本これ神州清潔の民(昭和十九年十一月二日)
偉大なる愛国者の死(昭和十九年十一月十三日)
世界に叛くもの(昭和十九年十一月二十六日)
不惜身命の大勇(昭和十九年十二月二十四日)
敵米大統領の背信(同日)
 
第四章 敗戦
思想攻勢に進まん(昭和二十年一月一日)
当路者よ、この人を見よ(昭和二十年一月十二日)
東方洋上に春風を斬る(昭和二十年二月十三日)
敵、硫黄島に上陸す(昭和二十年二月二十一日)
元寇の役を想う(昭和二十年二月二十六日)
硫黄島守備部隊へ誓う(昭和二十年三月二十二日)
大統領急死の波紋(昭和二十年四月十四日)
宸襟を安んじ奉らむ(昭和二十年四月十八日)
独軍の降伏(昭和二十年五月九日)
自存自衛の戦あるのみ(昭和二十年五月十日)
憤激を燃えたたしめよ(昭和二十年五月二十七日)
何等の壮絶、何等の偉勲(昭和二十年五月三十日)
重臣論(昭和二十年八月十一日)
挙国沈着なれ(昭和二十年八月十二日)
敵の非道を撃つ(昭和二十年八月十四日)
一億相哭の秋(昭和二十年八月十五日)
 
終章 朝日の一五〇〇日
「勇ましゅうて、朝日読んでたら気ィ大きゅうなる」
スクープ合戦に敗れる
大本営とともに
戦時報道の後始末