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松竹少女歌劇物語

サブタイトル1~10
SKDの二十年
編著者名
西岡 浩 著
出版者
南風書房
出版年月
1950年(昭和25年)6月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
"15,302p"
ISBN
NDC(分類)
766
請求記号
766/N86
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次

序に代えて(水の江瀧子)
序(川路龍子)
序(小月冴子)
第一章 草創時代(昭和三――五年)
東京松竹樂劇部の創設
水の江たき子ら入部
晴れの初舞臺『奉祝行列』
最初のスタア小倉みね子
名物『東京踊り』の始まり
さくら咲く國
 
第二章 擡頭時代(昭和五――七年)
東京劇場へ初進出
水の江瀧子と飛鳥明子
逢初夢子ら入部
斷髪した水の江瀧子
再び東劇で合同公演
水の江の醉ッ拂い大當り
初の歌舞伎座公演
第二囘『東京踊り』
南里枝ら初舞臺
レヴュウ專門劇場誕生
たのしき『メリイゴーランド』
初の幹部制度採用
河路龍子ら入部
ターキーの愛稱由來記
舞臺人の悲哀
戰爭レヴュウの出現
春は馬車に乘つて
おゝ!!べら・ふらんか
 
第三章 躍進時代(昭和七――八年)
小林千代子デビュウ
藝名を一般から募集
豪華絢爛の『らぶ・ぱれいど』
松竹少女歌劇部と改稱
悲運の歌姫・高輪芳子
初のオペレッタ『ポンポン・ルージユ』
『思い出』とSSKの方向轉換
ターキー休演の『靑い鳥』
松竹座は大入新記錄
ボンソアル・パリ
佳篇『制服の處女』『第七天國』
曉テル子・朝霧鏡子ら入部
大作『眞夏の夜の夢』
花園に嵐・第一次爭議勃發
輝ける委員長ターキー
 
第四章 黃金時代その一 (昭和八――九年)
新生松竹少女歌劇團と歌劇學校
津阪織枝からオリヱ津阪に
ターキー復歸にファン熱狂
最高傑作『タンゴ・ローザ』
中尉さんと花賣娘
帝國劇場に佳作の再演
シャポー・プランタン
太平洋の彼方から熱海芳枝に求婚狀
SSK西へ行く
情熱のキャリオカ
川路龍子賣出す
千秋樂のフアン狂騒曲
 
第五章 黃金時代その二 (昭和十――十二年)
ラ・クカラチャの昂奮
八つのおへそ?
星光子ら入團
ターキーの世之介
賞められた『ローズ・マリイ』
ターキー大阪に殪る
松竹少女歌劇連名
江戶川蘭子の進境『ロザリヤ姫』
おゝ春風が!!
水玉模樣の『リオ・グランデ』
秘めよ汝が戀
ロマンス大合戰
ターキーの出ない金字塔公演
『オペラハット』に伊澤蘭子抜擢
曙あをみ、小月冴子ら入團
 
第六章 後退時代(昭和十二――十四年)
廣過ぎた國際劇場
ターキーの女役?『祖國』
星菫趣味に溺れた『靑い花』
限りなき後退線上のSSK
白眼視された男裝の麗人
軍國調の第九囘『東京踊り』
天野妙子ら入團
續篇に傑作なし『永遠の平行線』
帝劇にハリ切る踊り子群
ターキー一行北支慰問へ
南條繁美・旭輝子らデビュウ
目立つてふえた退團者
ターキー海を渡る
三年ぶりに東劇公演
少女歌劇か?大人のシヨウ化か?
『東歐舞踊』帝劇へ
 
第七章 昏迷時代(昭和十五――廿年)
ドレミフラワー
曉照子シヨウ歌手として躍進
ターキー歸る日
上原町子・柏三七子ら初舞臺
再びターキーのチルチルで
ひたすらシヨウ化へ
『新世紀』でコンクール參加
ターキー去りぬ
邦樂座公演に終戰を迎う
 
第八章 再建時代(昭和廿――廿四年)
蓮見あかね・磯野千鳥ら入團
淺草で復活第一聲
ターキーと競演『東京踊り』
桂木洋子・曉光子ら入團
曙・小月でチルチルミチル
改革の火の手揚がる
戰後の佳作『アラビアン・ローズ』
國際劇場再開に活氣づく
ラッキイ・セヴン賣出す
綠のカーニバル
磯野千鳥破格の拔擢
小月冴子の小百合姬
曙ゆり改名由來記
廿周年記念公演以後
 
川路龍子(マメさん)、小月冴子(タグちやん)の樂屋訪問
天野妙子(エツちやん)は洋裁店(SKD家庭の職業調べ)
松竹歌劇娘役展望
ターキーのこと・旭君(テコちやん)のこと
斷章(少女歌劇らしさに就いて)
續・斷章(藤浪ゆかりに就いて)
附錄
1 松竹歌劇上演作品年表(昭和三―廿四年)
2 松竹歌劇團連名表(昭和廿五年二月一日現在)
あとがき
裝幀(三浦勝治)