図書クロサワ アキラ ニホン エイガ ノ キョジン000058828

黒沢明 日本映画の巨人

サブタイトル1~10
ちくま評伝シリーズ<ポルトレ> 映画監督[日本] 巻末エッセイ太田光(爆笑問題)
編著者名
筑摩書房編集部 著
出版者
筑摩書房
出版年月
2014年(平成26年)10月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
189p
ISBN
9784480766205
NDC(分類)
778
請求記号
778/Ku76
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次

プロローグ 頂点に立ってもまだ見えない「映画」というもの
第一章 映画人・クロサワの誕生
「助監督」募集の記事/試験会場で初めて知ったシナリオの書き方/山本嘉次郎の現場に入る/監督になりたいのなら、シナリオを書け/徹夜のにらみ合い/太平洋戦争の統制の下で/「絶対です。この本の権利を買ってください!」/『姿三四郎』の空駈けるちぎれ雲/映画監督・黒澤明の誕生
 
第二章 泣き虫のこんぺとさんから少年剣士、そしてプロレタリア運動家へ
いつも涙をぽーろぽろ/赤い大きな三重丸/植草圭之助との出会い/少年剣士の下駄が鳴る/読まれなかった答辞/関東大震災、発生/目をつぶるから怖いのだ/友との別れ/プロレタリア芸術運動から非合法の地下活動へ/「君は、コミュニストじゃないね」/切れた非合法活動との細い糸/陰惨な現実の前に無力な自分/映画に生きた兄の最期/募る焦り
 
第三章 表現者としての自由を得て
戦時下のリアルな演出/実感した日本の敗北/戦争は終わり、撮影は続く/敗戦で一変した日本人というもの/猛獣のような原石を見つける/スターの去った東宝を立て直す/恩師の涙/「これこそが、俺のシャシンだ!」/撮影所に向けられた米軍戦車の砲門
 
第四章 日本映画の頂点に君臨
一枚のハガキ/『藪の中』に『羅生門』を入れ込む/『羅生門』で描きたかったもの/ひっくり返った評価/古巣の東宝へカムバック/幻に終わった企画/これまで誰も食べたことのないようなご馳走を/遅れる撮影、ふくれる製作費/クライマックスはなぜギリギリまで撮影されなかったのか
 
第五章 どん底から這い上がった巨星
悲劇を直視すれば、未来への楽観につながる/絢爛豪華な三本の時代劇/映画館から遠のく足/日本映画史上最高の製作費をかけて挑んだ直球勝負/新天地で始まった孤独な闘い/日米の巨大プロジェクト始まる/幻となった黒澤版『トラ・トラ・トラ!』/切れた心の糸/「どん底」から這い上がる
エピローグ 映画の時代は、まだこれからだ
 
巻末エッセイ 「とにかくワクワクする、鳥肌が立つ」太田光(爆笑問題)
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