図書目録コノ チ ノ ツズキ ニ パリ ガ アル資料番号:000058797

この地の続きにパリがある

サブタイトル
下級兵士のシベリア捕虜記
編著者名
渡辺 信治 著/山本 千恵 編
出版者
勁草出版サービスセンター
出版年月
1983年(昭和58年)12月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
193p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/W46
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

目次省略
序章
 
第一章 明治生まれが召集されるまで
生い立ちの記
旭川商業学校へ
社会へ巣立つ
悩みぬく背春の一齣
独断で商品買い占め
繊維部から天然瓦斯工場長となる
「グンムコウヨウァリ」
 
第二章 一銭五厘の兵隊
旭川入営、満州に移駐
山ロゲタ一等兵のこと
命令受領者に選ばる
釜山での〝別れ道〟
小樽での後悔先に立たず
色丹島のコマイ大漁
辛い大隊砲の演習
異例の本部勤務
陣地構築作業の日々
 
第三章 シベリア捕虜記前編
―古き一冊の大学ノートより―

敗戦のノトロ山
思いきや、ソ聯船と知る
飢餓の貨車・地獄行
カローナ(収容所)の第一日
班内当番となる
バーニヤ(浴場)勤務に移る
インテダント(給与将校)助手
オックセ ラポーター(一般作業者)とは
一年目の元旦
寒中洪水で移動
サラワッカニ四カローナの出来ごと
昼夜兼行のカタロワン(鉄橋)作業
飢餓と重労働の襲来
ラーゲルを追放され、転属する
第三カローナの生活
―死を覚悟しはじめる―
その頃の捕虜の食事
力ローナ医務室の助手となる
―幸運な捕虜生活のはじまり―
山峡のアクール病院へ入院
スギタール(看護手)になり印象に残った患者たち
アクール病院の閉鎖
マンガクトー病院へ移る
恐怖の解剖小屋
 
第四章 シベリア捕虜記後編
―スギタールから帰還するまで―

スギタール勤務つづく
入院中の捕虜の自殺
宗教心と死生観
ただ一人遺言した兵士
吊し上げを受ける
オッペラーゲル(回復患者収容所)へ
洗脳教育で五一〇ラーゲルへ
帰国者の選にはいる
ナホトカへの貨車に乗る
ナホトカ―想い出の終章
舞鶴より札幌のわが家に
 
防人の短歌―妻へ寄せた軍事郵便葉書より―
あとがき
<シベリア捕虜の回想>
著者制作による油絵(口絵)
同、本文中掲載
同、カバー掲載
装幀著者

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