この地の続きにパリがある
- サブタイトル
- 下級兵士のシベリア捕虜記
- 編著者名
- 渡辺 信治 著/山本 千恵 編
- 出版者
- 勁草出版サービスセンター
- 出版年月
- 1983年(昭和58年)12月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 193p
- ISBN
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/W46
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
目次省略
序章
第一章 明治生まれが召集されるまで
生い立ちの記
旭川商業学校へ
社会へ巣立つ
悩みぬく背春の一齣
独断で商品買い占め
繊維部から天然瓦斯工場長となる
「グンムコウヨウァリ」
第二章 一銭五厘の兵隊
旭川入営、満州に移駐
山ロゲタ一等兵のこと
命令受領者に選ばる
釜山での〝別れ道〟
小樽での後悔先に立たず
色丹島のコマイ大漁
辛い大隊砲の演習
異例の本部勤務
陣地構築作業の日々
第三章 シベリア捕虜記前編
―古き一冊の大学ノートより―
序
敗戦のノトロ山
思いきや、ソ聯船と知る
飢餓の貨車・地獄行
カローナ(収容所)の第一日
班内当番となる
バーニヤ(浴場)勤務に移る
インテダント(給与将校)助手
オックセ ラポーター(一般作業者)とは
一年目の元旦
寒中洪水で移動
サラワッカニ四カローナの出来ごと
昼夜兼行のカタロワン(鉄橋)作業
飢餓と重労働の襲来
ラーゲルを追放され、転属する
第三カローナの生活
―死を覚悟しはじめる―
その頃の捕虜の食事
力ローナ医務室の助手となる
―幸運な捕虜生活のはじまり―
山峡のアクール病院へ入院
スギタール(看護手)になり印象に残った患者たち
アクール病院の閉鎖
マンガクトー病院へ移る
恐怖の解剖小屋
第四章 シベリア捕虜記後編
―スギタールから帰還するまで―
序
スギタール勤務つづく
入院中の捕虜の自殺
宗教心と死生観
ただ一人遺言した兵士
吊し上げを受ける
オッペラーゲル(回復患者収容所)へ
洗脳教育で五一〇ラーゲルへ
帰国者の選にはいる
ナホトカへの貨車に乗る
ナホトカ―想い出の終章
舞鶴より札幌のわが家に
防人の短歌―妻へ寄せた軍事郵便葉書より―
あとがき
<シベリア捕虜の回想>
著者制作による油絵(口絵)
同、本文中掲載
同、カバー掲載
装幀著者
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