図書カマ ノ フナウタ000058791

カマの舟唄

サブタイトル1~10
エラブカ文学史
編著者名
鬼川 太刀雄 著
出版者
講談社出版サービスセンター
出版年月
1972年(昭和47年)10月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
250p
ISBN
NDC(分類)
915
請求記号
915/Ki21
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次

目次省略
第一章 カラフト記
(1) トヨハラ(ユージノサハリンスク)
(2) カミシスカ(ポロナイスク)
(3) 〝新〟日露戦争
 
第二章 新シベリヤ出兵(ウラジオストックの監獄で)
 
第三章 シベリヤ流刑旅行(新々狂歌ことはじめ)
(1) 主としてダワイの唄
(2) エラブカまで(聖者の行進)
 
第四章 氷紋
 
第五章 捕虜言語学異聞
(1) 小さな非行
(2) 難問
 
第六章 黒パン狂詩曲
(1) 餓鬼道
(2) 空鑵の唄(アンニュイな話)
 
第七章 捕虜性態学(セクソロジイ)
(1) コンプレックス
(2) 軽衣の女体
(3) 衆道
(4) ハラショな風景
 
第八章 私有財産
 
第九章 住居考古学
 
第十章 ラボータ(労働)
(1) 原木運搬
(2) 所外作業
(3) 清掃
(4) 特別清掃
(5) 農場にて
(6) 歩哨
(7) ベクリアノ除雪作業
 
第十一章 赤よろし(エラブカの政治と文学の歴史)
(1) 序説
(2) 「日本新聞」のこと
(3) クロイツェル
(4) ゲルマン(日独防共協定の最期)
(5) 反軍ラッパ
(6) 真赤な星=エラブカ民主主義共和国
(7) 天皇制批判論争=ラーゲルの妖怪
 
第十二章 抵抗の文学=エラブカ・レジスタンス
(1) いけにえ
(2) 利己主義(エゴイズム)との闘い
(3) 抵抗詩としての短歌と川柳(新俳諧論の誕生)
 
第十三章 エラブカでいちばん大切な話
 
第十四章 エラブカ医学細見
(1) 女医さんの話
(2) 無医村のない国
(3) おたふく風邪異聞
(4) かなしき職業
(5) ロシア型腸チフスの恐怖
(6) ロシア小便学補遺(慢性栄養失調症)
 
第十五章 エラブカ歳時記
(1) 秋から冬へ
(2) 越冬
(3) 暗く長い夜
(4) 朝焼け
(5) 窓辺の春
(6) カマ河
(7) バユーシ(セストラだッ)
(8) 白夜
 
あとがき
「歌集」エラブカ春秋
スラブの風の歌