花の信号

刊行に寄せて
書くこと――自序にかえて
書くこと、心の財産
もの書くことは生きる証し
　
ふるさと、宮崎県椎葉村
農山村の生活
仲塔由来記
日本一の日向木炭
川流しの話
　
家族
父
おふくろ
結婚
兄弟
三男宏兄
わたしの小学校時代
叔父の生きかた
　
戦争
中尾壮が残した生還記
徴兵検査
承徳専署、在勤当時の思い出
戦前戦中を満州に過ごして
ソ連軍侵攻の前後
真珠湾と原爆、神はどう裁く
　
駐留軍回想記
占領軍への労務提供
不安定な進駐軍労務者の身分
進駐当時の終戦処理費
針尾島射殺事件
全駐労佐世保支部
百六十八時間ストライキ
英語の独学
米軍はアカ（共産主義）と肺結核が大嫌い
ローテーション勤務の廃止
石橋政嗣さんとの出会い
　
原子力船むつのことなど
ムラサキツユクサと原子力船むつ
「むつ」請願・陳情運動の動機―花の信号三年の約束を守れ
ＳＳＫ粉塵公害
私の見た佐世保
命の恩人
ひたすら自然のままに生きてきた
著者あとがき