図書コウコク ケンキュウ000058718

広告研究 一九五五年版

サブタイトル1~10
昭和30年 ;1955年版
編著者名
[電通] [編]
出版者
電通
出版年月
1956年(昭和31年)3月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
"4,351p"
ISBN
NDC(分類)
674
請求記号
674/D61
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次

序(吉田秀雄)
広報の無理解の悲劇(立教大学教授・全国広報研究会理事長・小山栄三)
広報の本質と槪念……世論の意義……広報手段の構成……国家広報の道
広告の国民経済学的考察(大阪大学経済学部長・目崎憲司)
経済学の立場から……資本主義下のもの……広吿と輸出……広吿費の問題……合理性と規範性
経済構造発展と広告(東京大学教授・柳川昇)
その前提……集中生產下の広吿……個別生產と集中生產……近代化された広吿……大資本の市場確保……市場分析の本質……消費への影響……ヒルス・プラザースの例
広告は民族性を無視するな(慶応義塾大学教授・米山桂三)
文化人類学というもの……民族慣習差の実例……文化の構造から……顧客の行為について
日本広告発達史私観(ICC国內委員会議長・澁沢敬三)
ICCと広吿……広吿の意味……原始時代における流通……ハンドマニフアクチユアー時代……実物による宣伝……古典の中から……実物看板の発生……市の発生……新聞広吿の発生
ICCにおける広告の位置(リーダーズ・ダイジェスト日本支社広吿局長・殖栗文夫)
生産性の向上の必要(日本生產性本部專務理事・鄕司浩平)
生產性の語義……ヨーロツパにおいて……ベルギー・ドイツ・フランス……日本の立遲れ……無駄に費用をつかうな
広告の前提となる心理学(東京工業大学教授・宮城音彌)
専門家と非専門家……集団意識……コーヒーでの調査……表面に出ないもの……夢の心理から
市場調査の目的とするもの(電通本社調査部部長・奧村驍)
市場調査の槪念……各種の素材……その目的……市場調査の役割……むすびに
市場分析はなぜ必要か(東芝商事大阪支店営業部副部長・浜野毅)
槪念……マーケツテイング……マーケツテイングのあらゆる基礎となる市場調査……市場分析の方法……標本抽出調査について……結び
広告は販売の前提(東芝商事取締役業務部長・今井孝)
生產性の向上と市場開発……販売の促進……広吿について……広吿費について……広吿の効率……広吿実施計画の一例……スポンサーとエイジエンシー
トップ・マネージメントの在り方(神戶大学経営学部長・福田敬太郞)
寡占的競爭市場の広吿……広吿の目的
マーチャンダイジングの発展(早稻田大学教授・宇野政雄)
インフオーマテイブ広吿の出現……バイイングポインツとセリングポインツ……マーチヤンダイジングとセールスプロモーシヨン
民主々義の基本としての官庁広報(兵庫県知事・阪本勝)
経験から……ヒツトラーの方法……まず人間感情を……市長、知事として……生きる演出を……民主々義の基本
証劵事業における宣伝(野村証劵專務取締役・平山亮太郞)
証劵宣伝の性格……すべて投資である……アメリカの顧客……民意としての婦人
まず正しい言葉で(国立国語研究所員・大石初太郞)
はじめに……私の立場……マス・コミユニケーシヨンとしての広吿……文の組立てについて……語の使い方について……文字の使い方について……広吿文資料の批評
広告の企画と立案(電通本社宣伝技術部々長・新井靜一郞)
広吿企画というもの……最近の広吿企画から(ソフト石鹼)……三ツ矢サイダー……ビール誕生……丹頂ポマードのテレビ広吿……組織・企画・広吿原稿……新発売から安定商品に至るまでの広吿企画……広吿企画についての五つの問題
レイアウトを考える前に(商業美術家・山名文夫)
レイアウトの語義……レイアウトの広吿的機能……レイアウトの構成材料……レイアウトの表現要素
生活と共にあるモダン・アート(寿屋取締役宣伝部長・山崎隆夫)
モダンアートとは……モダンアートの歷史……自然とともに……ソビエツトの美学……おわりに
広告の価値は真実にある(日本テレビ放送網社長・正力松太郞)
私の広吿観……発行部数の真実を……テレビはかくして成功した
公共の福祉と商業主義について(ラジオ九州專務取締役・金子秀三)
アメリカのひきうつしから……公共の福祉ということ……ソープ・オペラ……ニユースとスボンサー……テレビとの競爭
テレビは世界的に発展(大阪テレビ放送社長・鈴木剛)
二年間のテレビ……最も家庭的なもの……セツトの今後の普及……カラーテレビの将来
ラジオ・テレビの番組について(電通ラジオ・テレビ局嘱託・作家・永井竜男)
放送番組の一考察(作家・內村直也)
作家の立場から……テープの発達……日本語の長さ……NHKの伝統によりすぎる……プロに自信を……番組の企画……コマーシヤルの生かし方
ラジオ・コマーシヤルを作るために(広吿評論家・新保民八)
ヒーローのない小說……コマーシヤル・アナウンスメント……広吿のアイデイア……喰いつく興味……すべてを知らせる……刺戟を与える……コマーシヤルの種別……ゲツテイングイン(はじめ方)とゲツテイングアウト(終り方)……最良のコマーシヤル
医薬品の広告とて特殊ではない(武田薬品工業監査役・伊藤純一郞)
薬の広吿というもの……薬事法について……薬事法と実際……広吿費の問題
世界の動きから残されるな――観光宣伝――(大阪市貿易観光課長・工藤敏郞)
経済の動きと観光……技術の進歩……宣伝の媒体……市場調査……宣伝の主体……共同の宣伝……リーフレツトの配布
海外宣伝とは何をすることか(電通本社営業局次長・小谷重一)
まえがき……わが国の海外宣伝の実際……諸外国の海外宣伝……海外宣伝の方法……海外宣伝の費用……市場調査が大事……海外媒体の選定……外国語の問題……むすび
中南米への広告(リーダーズ・ダイジェスト大阪支局長・市橋立彥)
中南米というところ……ドイツと日本……広吿の三方法……代理店の使い方……媒体の選択……実施の場合には……むすびに