七島灘を越えて
- サブタイトル
- 太平洋戦争と奄美の人々 南島叢書;17
- 編著者名
- 水野 修 著
- 出版者
- 海風社
- 出版年月
- 1985年(昭和60年)6月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- 184p
- ISBN
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/Mi96
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
第一章
① 離島住民へ強制疎開命令
② 疎開船は南方帰りの輸送船
③ 命がけの七島灘越え
④ 炎の海で三千七百人が汲す
⑤ 〝ウナリ神〟に祈る
⑥ 敵潜水艦の待つ海へ
⑦ 不気味なサメの影
⑧ 魚雷を受け武州丸沈没
⑨ 哨戒艇に救われる
⑩ 夜明けの遭難現場
⑪ 幼い生存者を救助
⑫ 悲しい家族の離散
⑬ 生存者わずか10人
⑭ 死なば諸共
⑮ 徳之島へ悲報届く
⑯ 住民は山中へ避難
⑰ 三十三回忌に建碑
第二章
① 廃虚の街にて
② 疎開先〝湯田村〟の思いやり
③ ヤミ商売で生きぬく
④ 馬小屋同然の住まい
⑤ 飢えに苦しむ人たち
⑥ 鹿児島に集中した島びとたち
⑦ 食糧さがしに奔走
⑧ バラックでの共同生活
⑨ 買い出しの復員兵士
⑩ 夫の消息を問う妻
⑪ 農村地帯へ買い出し部隊出動
⑫ 外地引き揚げ者の死亡続出
⑬ 目も当てられない収容所の惨状
⑭ 外地引き揚げ民加治木で受け入れ
⑮ 栄養失調で幼女死す
⑯ 幼女の骨を海に帰す
⑰ なつかしの神戸へ
⑱ 焼け野が原の神戸
⑲ 島の帰属に浮き足立つ
⑳ 奄美へ送還の朗報
21 島に帰る日が来た
22 船内で島唄に聴き入る
23 せめて陸続きであったら
24 約五万人が島へ帰る
第三章
① 北緯30度の海上封鎖線
② 敗戦を告げる玉音放送に泣く
③ グラマンの大空襲
④ 母校焼ける
⑤ 父が語る先祖の話
⑥ 闇船で七島灘越え
⑦ 米軍横流しの新薬を密輸
⑧ 本土の宝船現れる
⑨ 再び島を去る若者たち
⑩ 武装闇船も横行
⑪ 闇船取り締り規則
⑫ アメリカ世への世変わり
⑬ 七島灘でエンジン故障
⑭ 本土への道標屋久島が見えた
⑮ 今日の喜びは、いつもより勝る
⑯ 島ぐちだけの老女
⑰ 遠のく島々
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