語り継ぐ昭和
はじめに(高知県教職員友の会 会長・依岡稔)
祝辞(高知県管理職教員組合 組合長・門田権四郎)
◎安芸支部
恨みのシベリア抑留(黒岩真次)
中学三年生の時(五藤健)
傷痕ある青春(島村泰吉)
戦前・戦中・戦後に思いをはせて(田岡正和)
戦争は終わっていなかった(富岡平)
戦中教育と学徒動員(新井利房)
私の軍隊手帳(西尾國治)
私の引き揚げ体験(野崎啓志)
握った手の温もり―直掩隊・茨木速中尉の思い出―(東岡希彦)
平和への誓い(弘松典夫)
陸軍予備士官学校―特別甲種幹部候補生として―(福長宏一)
私の昭和二十年(前田集)
学徒勤労動員の思い出(松浦忠男)
疎開そして母の死(横山拓)
◎香美支部
私が小・中学生だったころは(石川和)
十五歳の記憶(大石静子)
戦時中の中学校生活(大庭直兄)
私の昭和二十年(岡本正)
十五歳の五カ月間(門田稔)
おらあ行くのは嫌じゃあ(川村博邦)
敗戦直前の山村(一九四四~四五)(小松長矩)
縁故疎開(小松義徳)
特攻隊(貞岡由子)
戦時中の私(高橋徹)
小学時代の戦争体験から(野中宏)
中国で詔勅を(野村総緑)
少年兵の思い出(弘田秋雄)
ある少年兵の事(福留幸一)
古里の小さな村も戦場だった!(福留瑞男)
思いがけない旅(三木京子)
にわたずみ(宮﨑基快)
破れない網(森尾正夫)
聞き取り 戦死した友へ(山﨑俊明)
〈土佐町・八十八歳 匿名〉
◎土長・南国 支部
戦争の記憶(飯田美博)
戦時下、植民地の国民学校の想い出(大﨑茂昭)
雑記~学校時代の思い出~(坂本貞子)
学徒動員で名古屋へ(島内三男)
疎開、また疎開(武政章次郎)
平和を守ろう(松村光正)
戦時中の大篠国民学校(松村幸雄)
大義(森武司)
◎高知支部
ノーモア ヒロシマ(安藤厚子)
腹ペコの少国民たち(伊藤篤雄)
少年時代の戦争の記憶(今津新一)
高知大空襲と父と母と私(梅本昭雄)
戦争と私(太田和)
卯月の空に(大槻輝明)
空襲下の名古屋動員(岡﨑正朔)
日本敗戦の日の思い出(上村七巨)
戦争と私(川﨑久美)
戦争とは人が殺されること(川村幸子)
忘れ得ぬ 出来事(神﨑忠雄)
忘れられない朝鮮からの引き揚げ(北村芳子)
高知大空襲(体験と見聞の記録)(公文清)
戦争遺児として生きて(澤田智惠)
屈辱の思い出(高橋祥一郎)
孫たちの心輝く時代を(高橋要三郎)
高知龍馬空港の昔(高知海軍航空隊飛行場)―ふるさと三島村―(竹島節男)
遠い昔の思い出ばなしから(竹村昌孝)
七月四日のこと(恒石直和)
長い戦争が(中内周一)
自由・平和を(永野美智子)
特攻志願(西尾精祐)
高知大空襲(萩野和生)
疎開っ子(福井朗)
二度と味わいたくない私の戦争体験(藤岡傳三郎)
空腹との戦い(藤宗嶽彦)
戦時中の生活の一端(藤平礼三)
戦時中の生活体験について(松井正)
戦後混乱期の生活体験(松本謙亮)
拝啓 松浦少尉殿(毛利俊男)
戦中のある風景(山田隆男)
突然の機銃掃射(山本章一)
戦争体験を風化させない(横田実芳)
国民学校三年のころ(吉川宜克)
私の戦時中(依岡菅根)
小学生の戦争体験(依岡稔)
◎吾川支部
決して忘れない級友の死昭和二十年の高知大空襲(上田栄次郎)
運命の岐路(散華した二人の友に捧ぐ)(友草良雄)
軍国少女のわたしを変えた半田空襲の記(堀見忠)
戦後東京の思い出(八百川久須子)
◎高岡支部
月月火水木金金(石元長彦)
軍国少年の軌跡(石元清士)
高知大空襲昭和二十年七月四日(土居逸子)
終戦の夏に思うこと(中内恒夫)
日中・太平洋戦争と母(西井義澄)
戦前と戦後の教育(橋村宣男)
忘れられない女性の恩師(町田精一郎)
回顧(森田渡)
◎幡多支部
戦争の思い出(有田惠美)
戦時下の小学生時代(伊与田之夫)
こんな体験二度とゴメン(沖屋満)
徴兵(上岡亀好)
木炭バス(篠田義男)
私は七三一部隊の隊員だった(谷崎等)
引き揚げに至る思い出(田村富子)
ほうきでせんそうをはらうが?(新谷宗義)
平和を願って(西川登)
脳裏に深くあの高知大空襲(浜田福喜)
昭和二十年(久松治幸)
「人生殺せ」と教えるなかれ(弘田浩三)
人生の黄昏時に(二神敬之介)
語り継ぐ昭和(宮谷司)
私の歩いた道―八十年の軌跡―(山下健三)
あゝ鈴の音遠く(山下園恵)
私の少年時代(戦中から戦後にかけて)(山本修平)
あとがき(編集委員長・石川和)
日本史略年表
高知県「学制」略年表
用語解説
執筆者一覧
題字(田中正範)(白歩)
表紙絵「花帽子―古里の八月十五日―」(二神敬之介)