日々これ勝負

序文にかえて（小林一三）
著者寸言
生立ち
巳年巳の日巳の刻
茶臼山界隈
母の望み
肌着一枚に籠る親心
人生双六
野菜の後押し
鍜冶屋の小母さん
何になるか？
丁稚奉公へ
一転機三越の店
アメリカの夢
新聞との機縁
　
新聞街道を往く
配達の体験
新聞の魅力
夕刊大阪新聞の誕生
大阪土佐堀への進出
資本主義の重圧
雨夜の太陽堂訪問
本山彥一翁の反面
秀哉名人と少年呉清源
文壇人の支援
日々これ勝負
日本工業新聞の創刊
四面楚歌
苦難を越えて
生駒山に断食
断食日記
心身更新
思出最後の一日
　
解散旋風記
時事新報を引受けて
二・二六事件
事件の終末
株主総会の波瀾
遂に解散決議
凄惨遂に争議化す
警視庁で除夜の鐘
危難を救った一喝
激闘の後
東日館建設の大難関
　
新聞戦線異状あり！
事変勃発と新聞
移転・合併合同・改題・共販
空襲激化・社屋炎上
言論報道の解放
不慮の難・追放
婦人とこども大博覧会
抱負を籠めて
本社ビルの建設
竣工式の当日
結束更に進出
若き世代に期待する