新體中等作文　巻一（大正１４年発行）

一　愉快に書かう
（一）　入學する日の朝
（二）　水車
（三）　シャボン玉
二　ありのまゝ
（一）　思ひ出
（二）　鳥人スミス氏の飛行ぶり
（三）　ある日曜
三　上手な眞似よりは
（一）　晝寢の番
（二）　私の長所短所
（三）　しんみりと考へました
四　文章の題目
（一）
（二）
（三）
五　筆を執る前
（一）　亡くなつた兄さん
（二）　亡くなつた兄さん
六　句點　讀點
（一）男子らしく見える
（二）田舍の朝
（三）　小犬
七　日記につける事柄
（一）　六月一日から
（二）　九月一日から
八　整つた文章
（一）　記念樹を植ゑて
（二）　東京の四季
（三）　樂地
九　あつめる　えらぶ　くみたてる
（一）　我が家
（二）　我が修猷館
（三）　果樹
（四）　動物の職業
（五）　水の效用
一〇　色のいろゝ
（一）　朝の逍遙
（二）　雪の朝
（三）　春の空
（四）　シンガポール所見
（五）　トルストイ翁
一一　です　である
（一）　御大禮
（一）　驚いた御健脚
（三）　書籍
一二　叙事文
（一）　觀兵式
（二）　べら釣
一三　つかまへどころ
（一）　夕立
（二）　雀捕り
（三）　朝
（四）　人
一四　瑕は瑕でも玉は玉
（一）　通學
（二）　自轉車通學
（三）　汽車通學
（四）　誤り易い漢字と文法上の假名
一五　もの書き百石　口きゝ千石
（一）　せめて顏色ででも
（二）　善い人だから喧嘩する
一六　人に見立てて
（一）　春の夕ぐれ
（二）　眠られぬ夜
（三）　みゝず
（四）　南の國がいやになつたの
一　會つて話すかはり
（一）　高等小學校の友へ
（二）　故鄕へ
（三）　郊外に引越してから（友へ）
（四）　誕生日に友を招く
（五）　右の返事
二　書くときの心づかひ
（一）　祖母に上京を勸める
（二）　入學を祝はれた返事
（三）　從弟に寫眞の交換を申し送る
（四）　都より舊師の許へ
三　まごころから
（一）　大山君に
（二）　都の花だより
（三）　富士の裾野より
四　はがき文
（一）　轉居の知らせ
（二）　死亡の知らせ
（三）　研究會延期の通知
（四）宮崎だより
（五）　新田義貞戰歿のあとをたづねて
（六）　記念繪葉書を贈る
（六）　宇治にて