図書オクニ ノ タメ ニ000058525

お国のために

サブタイトル1~10
特攻隊の英霊に深謝す
編著者名
佐藤 守 著
出版者
青林堂
出版年月
2014年(平成26年)7月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
245p
ISBN
9784792604974
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/Ka28
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

目次省略
はじめに
第一章 特別攻撃隊の誕生
1、 特別攻撃隊の芽生え
(1) 陸軍機、B‐一七と敵艦に体当たり
(2) ダバオ事件の影響
(3) 大西中将台湾で足止め、空襲を体験
2、 大西中将が特攻隊編成を決意した背景にあるもの
(1) 有効な攻撃能力を欠いていた海軍
(2) 大西中将、新竹から高雄へ移動
(3) 「台湾沖航空戦」の惨敗と有馬正文少将の突入
(4) 大西中将、フィリピンへ飛ぶ
(5) 現地に着いた大西中将の苦悩:「決死隊を作りに行く」
(6) 特攻隊の編成
(7) 関行男大尉、指揮官に選定される
(8) 九期練習生の決意
(9) 特別攻撃隊指揮官、関大尉の苦悩
 
第二章 攻撃隊員たちの心境
1、 迫る栗田艦隊の出撃
2、 出撃
(1) 大西中将の訓示
(2) 着任後最初の命令が「特攻隊出撃命令」
3、 搭乗員たちの心理(戦友会誌に見る)
(1) 死を待つ心境
(2) 突撃時の心境
(3) 昼間雷撃攻撃隊の記録
 
第三章 海軍の対米英戦準備不足
1、 「海軍操縦者養成計画」に見る無計画さ
2、 「搭乗員養成計画秘話」
3、 反面、秘かに終戦後に備えた人材確保を推進
4、 海軍操縦者養成数の概要
5、 飛行訓練時間短縮=技量の低下
 
第四章 大西中将の人柄
1、 海軍航空の大物=支那事変当時のエピソード
(1) 桑原、大西両司令官の思い出
(2) 奥田喜久司大佐の戦死
(3) 陣頭指揮は我が海軍の伝統である
(4) アメリカの実力を見抜いていた
2、 心酔していた従卒・山本兵曹
3、 長官と玉子
 
第五章 天皇の御嘉祥「しかしよくやった…」
1、 大西長官の〝困惑?〟
2、 止められなくなった特攻作戦
3、 正攻法を「特攻作戦」に変更
4、 栗田艦隊反転の謎
5、 昭和天皇独白録から
6、 その後の軌跡
 
第六章 責任の取り方
1、 自決と遺書
2、 自決に関する海軍省公表文並びに八月十七日付の報道
3、 特攻に関する真意?
4、 源田参謀起案の謎
5、 特攻隊編成の責めを一身に負って
 
第七章 特攻隊員たちの考えと戦果
1、 特攻隊を誘導した搭乗員と米軍将兵の意見
2、 戦果
 
第八章 英霊の怒りと悲しみ
1、 英霊の気持ちを忖度する
2、 霊魂と怨念
3、 祈り=鎮魂と供養
4、 大西中将の〝遺言〟=「台湾における大西長官の訓示」
おわりに=「君は国のために死ねるか?」
 
【参考文献】