図書タカマツノミヤ ト シュセン コウサク000058506

高松宮と終戦工作

サブタイトル1~10
和平を希求した宣仁親王の太平洋戦争
編著者名
工藤 美知尋 著
出版者
潮書房光人社
出版年月
2014年(平成26年)8月
大きさ(縦×横)cm
16×
ページ
223p
ISBN
NDC(分類)
288
請求記号
288/Ku17
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

序にかえて
 
第一部
高松宮、細川護貞に情報収集を依頼
ミッドウェー海戦に敗北、日本海軍劣勢となる
危険を伴う細川の活動
同志・高木惣青海軍少将
高松宮の深憂
九月六日の御前会議
開戦は避けえた!
高松宮の生い立ち
自分の人生は幸福だったか?
「高松宮」を賜る
高松宮、海軍へ
海軍兵学校予科入学
本科第一学年へ編入
兵学校卒業
大正天皇崩御と遠洋航海
結婚と呉軍港勤務
海軍大学校入学と二・二六事件
 
第二部
細川の活動、活発となる
東条内閣打倒の動き
細川、高木の工作、俄然活発化する
高松宮、東条を招致
高木の東条倒閣工作
嶋田海相更迭に動く岡田
天聴に達する道なし
東条・嶋田の総長兼任
重臣を当てにせず
戦局、急を告げる
高松宮、天皇と大激論を戦わす
高木、末次を「増田」に招待
天皇、高松宮の直言を聞き入れず
東条暗殺計画
高木、東条暗殺を示唆
『木戸日記』に見る政局の動き
東条・岡田の対決
米内、敗戦を断言
高松宮摂政案、登場す
最後の手段は上からのテロ
 
第三部
東条内閣崩壊
三笠宮を巻き込んだテロ工作
高松宮、左遷される―横須賀海軍砲術学校教頭に就任
天皇退位、「裕仁法皇」の密議
本格化する終戦工作
近衛「上奏文」
鈴木内閣成立
木戸内府の「時局収拾案」
六月二二日の六首脳会談
ソ連特使に近衛を決定
ポツダム宣言
終戦への裏面工作
秩父宮への手紙
歴史的な深夜の御前会議
連合国側の回答を巡って紛糾
六首脳会議と急進派の不満
最後の御前会議と聖断
その日の高松宮
 
終わりに
主要参考文献
写真提供/雑誌「丸」編集部