南太平洋の剛腕投手
- サブタイトル
- 日系ミクロシア人の波瀾万丈
- 編著者名
- 近藤 節夫 著
- 出版者
- 現代書館
- 出版年月
- 2014年(平成26年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 236p
- ISBN
- 9784768457337
- NDC(分類)
- 289
- 請求記号
- 289/Ko73
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
一 戦前・戦後のトラック諸島
南洋群島、日本の委任統治下へ/太平洋戦争に突入
二 戦後トラック諸島が歩んだ道
「ミクロネシア連邦」のひとつの州として/苦しい国家の台所
三「南進論」勃興の時代背景
官民一体となった「南進論」推進/『冒険ダン吉』デビューの思惑
四 大酋長ススム・アイザワの父相澤庄太郎が雄飛した時代
庄太郎のふるさと湘南海岸と相澤家/庄太郎 いざ!南方へ
五 ススムの日本における生活
生まれ故郷から父の母国へ、そして兄の死/若林監督に誘われ「毎日オリオンズ」入り/「高橋ユニオンズ」時代のススム/球団の抜打ち解散により解雇/黙ってチームから消えたススム/プロ野球選手時代の成績と収入
六 ふるさとトラック島で人生再スタート
母系社会の「父帰る」と「母逝く」/実業家への道/成功した事業とコレラ大流行に対する献身的取り組み
七 戦没者遺骨収集に関わった男が巡りあった偶然
野球とラグビーに熱中した男/海外武者修行が役立った慰霊巡拝/遺骨収集事業に関わった経緯
八 遺骨収集団の成り立ち
協力を求められた二人の日系人/団長の要請でトラック島へ/「先輩」との巡りあいと意外な打ち明け話/ススムは母校の先輩か?
九 佐々木信也の華麗なる野球人生
甲子園初出場・初優勝/アマ・プロで鳴らした好リード・オフ・マン
十 日本の懐かしい想い出
風変わりなトラック島の風習と禁酒法/湘南海岸が忘れられないススム
十一 戦没者遺骨収集にまつわるエピソード
厳粛な慰霊祭と焼骨式/飛行機が飛ばない!?
十二 森家とアイザワ家三代にわたる交流
森喜朗元首相父子とトラック島との縁/森喜朗、思いを秘めてトラック島へ
「太平洋・島サミット」の支援約束/友好のかけはしとなったラグビー
十三 プロ野球始球式と突然の訃報
ススムの最後の一球/唐突にもたらされた悲しい知らせ/ススムが希望を託したフリッツ
駐日大使
十四 美しく懐かしいトラック諸島
ススムの墓参り/モリ大統領の妹リンダと慰霊碑
十五 謎めいた言葉とその真偽は?
なぜ謎が生まれるのか?/「ススム湘南中出身」のミステリー/佐々木信也がプロ入りした真相/佐々木の幻のトラック島旅行/天皇・皇后両陛下慰霊巡拝の報道と噂/消えた「ススムへ叙勲」の話/不可解な謎に包まれるススムの周辺
十六 日本とミクロネシアの交流と友好の未来像
ススムが描いた夢/遺言となったメッセージの悲痛な叫び/トラック島と藤沢市の友好の証~消防車寄贈/大酋長は生きている!?
十七 日本・ミクロネシア連邦、国交樹立二十五周年記念
おわりに
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