図書センカ ニ チッタ キョジン グン サイキョウ ノ ホシュ000058470

戦火に散った巨人軍最強の捕手

サブタイトル1~10
吉原 正喜・炎の生涯
編著者名
澤宮 優 著
出版者
河出書房新社
出版年月
2014年(平成26年)6月
大きさ(縦×横)cm
15×
ページ
217p
ISBN
NDC(分類)
783
請求記号
783/Sa95
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次

プロローグ
 
第1章 川上哲治との出会い
〝赤づら万平〟
一年生で正捕手、二年で甲子園
甲子園準優勝のご褒美
二年つづけて主将
 
第2章 甲子園で大活躍
優等生と〝ワルゴロ〟
またしても準優勝
 
第3章 巨人軍からの誘い
捕手を補強したい巨人軍
鈴木スカウトの目
吉原・川上、巨人と契約
明治神宮野球大会で優勝
宿敵との雪辱戦
恋心に揺れる吉原
 
第4章 川上とともに巨人軍へ
春季キャンプへ
吉原「27」、川上「16」
 
第5章 スタルヒンの剛球
症だらけの捕球
ミットの改良
入団一年目で正捕手
早くも川上―吉原で先発
「吉原、頭、頭」
吉原の〝厳守〟
川上、一塁へコンバート
 
第6章 血染めの捕球
伝説の捕邪飛
「魂をうち込んでやる」
リード面の課題
タイガースに歯が立たず
 
第7章 豪快な遊び人
〝吉原〟の実家
豪遊・吉原と素振りの川上
 
第8章 観客を喜ばせる「意外性の男」
全治五週間の怪我
バックネットに直撃
川上は首位打者に
「球場の華」
風のように走る
吉原の投手リード上達
怪我で吉原を欠くと
川上、春夏連続の首位打者
 
第9章 巨人が年度優勝
脚力をいかす吉原
吉原のバッティング
 
第10章 高峰三枝子への片想い
寮の向かいに高峰邸
将を射んと欲すればまず
高峰邸のボヤ騒ぎ
 
第11章 沢村栄治が戻ってきた!
〝飛ばない〟ボール
お姫様も吉原ファン
 
第12章 満州リーグでMVP
南京虫と戦った満州リーグ
戦時色いよいよ強まる
元祖「燃える男」
〝弾丸ライナー〟の誕生
やはり巨人の〝扇の要〟
 
第13章 最後の野球シーズン
韋駄天チームの走塁連勝
米国選手にも帰国命令
吉原の打棒好調
三度目のMVPと日米開戦
 
第14章 兵営の吉原上等兵
二つの遺稿
「もういっぺん野球 やりたいなあ」
吉原の心残り
フィアンセとの別れ
久留米連隊に入営
兵営からの手紙
 
第15章 悲劇のインパール
〝吉原軍曹殿〟との再会
悲惨な〝白骨街道〟
吉原分隊長の最期
 
第16章 吉原が遺していったもの
帰ってこなかった選手たち
熊本で〝吉原追悼試合〟
不滅の背番号
 
エピローグ
あとがき
 
文庫版あとがき「川上あっての吉原、吉原あっての川上」
参考文献・資料