おじいちゃんの絵ツィート

まえがき
第一章　東京・銀座の昭和っ子
１　お母ちゃん死んじゃった
２　爺ちゃん婆ちゃん江戸時代
３　お医者様は人力車で来た
４　佃の渡しの大冒険
５　貧しさの中の洒落
６　紙芝居屋さん大繁盛
７　賑やかな下町育ち
８　初めての「支那そば」
９　ラッパのラジオ育ち
１０　羽田にできた飛行場
　
第二章　軟弱少年の軍国時代
１１　軍神の紙芝居を作れ！
１２　戦時中にテレビがあった
１３　僕も女湯に入った
１４　下町の防空演習
１５　幇間も徴兵されて
１６　陸軍特別幹部候補生
１７　父・姉・兄との面会
１８　空しく敗戦
　
第三章　戦後が育んだ夢
１９　進駐軍がきた
２０　僕は画家になる！
２１　占領軍総司令部へ行く
２２　アメリカへ行きたい
２３　学友は映画美術へ
２４　進路は迷路
２５　画壇カンケイない
２６　教壇で震える
２７　ファッションデザイナー
２８　占領軍関係者専用の場で
　
第四章　先駆けの世界無銭旅行
２９　日本脱出
３０　メリケン波止場
３１　アメリカだ！
３２　昼寝のメキシコ
３３　パナマ運河を行く
３４　無一文で下船
３５　下宿を追い出される
３６　カルナバルだ！
３７　売り絵の旅に出る
３８　ひとり旅のブラジル
３９　日本人の墓
４０　野武士と出会う
４１　イタリアの移民船で
４２　パリで置き引きされ
４３　パリの屋根の下
４４　甲板下の船室
４５　地球一周の残高一ドル
　
第五章　花咲く新文化とともに
４６　ゼロからの再出発
４７　小説家と出会う
４８　古武道家の娘
４９　新婚の噺家と一緒に
５０　噺家夫婦と銭湯へ
５１　イラスト事始め
５２　空飛ぶ円盤
５３　赤ちゃん誕生
５４　四人で勝手な連作
５５　著書を出そう
５６　禅とは何ですか？
５７　五十人の財界人と
５８　シャーロキアン会長
５９　一匹狼だからいい
６０　銃を買う
６１　野鳥を撃つ
６２　挿絵画家は大繁盛
６３　流行作家ブーム
６４　飛んできた大家の絵筆
　
第六章　ソンブレロは風まかせ
６５　安定の中の不安
６６　旅行記はボツ！
６７　ソンブレロは風まかせ
６８　借家から出る！
６９　夜の文壇銀座
７０　大晦日の編集者
７１　名前出し顔も出す
７２　お寺の玄関
７３　陸軍中野学校
７４　経済戦で大勝利
７５　小原しょおクン
７６　自由に生きる農場
７７　ユートピア
７８　黄金の街へ
７９　アメリカは疲れている
８０　画廊は消えた
８１　もうお仕舞いだなぁ！
８２　パリの和食・老舗
　
第七章　昨日の昭和
８３　ＳＦ小説の流行
８４　日本人ゾロゾロ
８５　取材先いろいろ
８６　昨日の昭和
８７　文が先か絵が先か
８８　命を版画に遺す
８９　定着は終着
９０　野武士の死
９１　俳句・事始め
９２　画家の目は命
９３　夫婦で初船旅
９４　踊るクルーズ
９５　船の生涯
　
第八章　諦観のなか絵筆は止まず……
９６　ひとり歩きの俳句イラスト
９７　賢いシャムネコ
９８　ウチの招きネコ
９９　複合感覚の雑談
１００　巨大な画材
１０１　よるのひるね
１０２　ブッディストです
１０３　老子を描く
１０４　……勝手居士
１０５　お寺の襖絵を描く
１０６　挫折より左折か右折
１０７　東歩西歩の散歩道
１０８　サボテン爺さん
対話のあとがき　もっと「老働力」を！