炎の中から
- サブタイトル
- 被爆衛生兵の証言
- 編著者名
- 田川 清光 著
- 出版者
- 長崎の証言刊行委員会
- 出版年月
- 1971年(昭和46年)6月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 252p
- ISBN
- NDC(分類)
- 915
- 請求記号
- 915/Ta18
- 保管場所
- 地下書庫和図書
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
目次省略
表紙カバー絵 「原爆の図」より(丸木俊 画伯/題字揮毫・出島巌)
写真グラビア(提供・長崎市原爆資料室)
序文(聖フランシスコ病院長・秋月辰一郎)
まえがき(著者・田川清光)
第一部 被爆前後(原爆の記)
最後の召集――員数外の兵隊
特設長崎地区警備隊――敵の上陸に備えて
八月九日――運命の日の朝
閃光と崩壊――生きながらの地獄
死の行進――妻と妹をたずねて
隣人愛は国境をこえて――外人捕虜たちの協力
妻と妹が生きていた――再会の喜びに泣く
炎からの脱出――竹の久保より浦上駅、長崎駅へ
浦上の大火――大浦からの夜景
八月十日――〝煉獄〟の中の救護活動
死者たちの世界――爆心地付近に入る
八月十一、十二日――果てしない救護活動
八月十三日――薬品捜しと牛馬の徴発
八月十四日――憲兵隊への応援
八月十五日――ついに敗戦
八月十六日――地獄から天国三ッ山へ
父の話――十日早朝の爆心地帯
原爆病――三ッ山での発病と救護活動
飢えと病気とのたたかい――救急病院にて節子死す
受難の日々――疎開地や市街地での苦闘
秋から冬へ――春を待ちつつ
第二部 原爆の十字架を背負って
――祈りと沈黙から証言・告発への歩み――
「犠牲と祈り」からの出発
あの日の記憶――私たちの原点
1 毎ばん、死者たちの夢をみる――城山小学校の受難
2 原子雲の下に生きて――山里小学校児童の記録から
3 第一部「被爆前後」の補足証言
原爆後遺症とのたたかい
1 二十年後におそった突然の死
2 善意の人びとの供血もむなしく
3 おかあさんの骨をぶっつけてやりたい
4 小頭症患者家族の深い沈黙
5 原爆に片目と片腕を奪われた怒り
被爆者ゆえに流転する人生
――生活と健康と権利を求めて被爆者たちは歩む――
原爆白書と援護法制定の運動
――政府の対策と被爆者たちの実状と要求――
1 政府の被爆者対策の推移
2 被爆者の実態調査結果が示すもの
3 被爆者たちは何を望み何を要求しているか(資料)
終章 原点からの再出発と運動統一こそ被爆者の悲願
【付】 被爆体験を語る兄妹たち
――田川・本村家生き残り十二人の証言――
あとがき(「長崎の証言」刊行委員会・鎌田定夫)
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