軍政下のペラ州警察
目次省略
序(山本鎮彦)
序(山本徳一)
序短歌(玉井ミツヱ)
自序(田村秀行)
一 太平洋開戦決定と太平洋戦争勃発
(一) 南方攻略構想
1 御前会議
2 陸海軍の作戦準備命令
(二) 日米交渉
(三) 最後的御前会議
(四) 太平洋戦争勃発とマレー攻略作戦
1 真珠湾の奇襲
2 宣戦布告
3 マレー攻略作戦
二 軍政
(一) 軍政か民政か
(二) 占領地行政実施計画
三 馬来軍政監部設置
(一) 戦前マレー半島のイギリス支配成立の沿革
(二) タイ国へのマレーにおける失地回復のための領土移譲
(三) マレー半島地図
(四) 馬来軍政監部組織等
(五) 馬来軍政監部所在地の移動
(六) 警務部長の異動
(七) 終戦時の警務部の組織
(八) 馬来警察官錬成所所在地の移動および閉鎖
四 軍政下のペラ州警察(軍政初期から終戦までのペラ州警察)
(一) ペラ州の概要
1 ペラ州の位置、地勢、資源等
2 ペラ州地図
3 政庁所在地の移動
4 ペラ州の人口等
(二) ペラ州軍政警察要員
1 ペラ州警察部長の異動
2 ペラ州軍政警察要員の異動
3 ペラ州警察の通訳たち
(三) ペラ州警察本部および警察署の組織機構等
1 ペラ州警察本部の組織機構
2 ペラ州警察署の組織機構
3 ペラ州警察署所在地
4 現地人警察官の階級
5 警察装備(武器)
(四) 当面の方針樹立
1 管内巡視
2 現有勢力の最大限活用
3 共産党の情報収集強化
4 共産党壊滅に最重点指向
5 駐屯警備部隊との連絡強調
(五) 治安対策二つ
1 ペラ州特別警察隊の創設
2 自警団連合体結成
(六) 軍政下ペラ州の治安状況
1 軍政初期における治安状況
2 軍政中期における治安状況
3 軍政末期における治安状況
五 終戦から祖国帰還までのペラ州警察
(一) 終戦
1 日本の降伏調印
2 南方軍の停戦
3 南方軍降伏調印
(二) 終戦直後の種々相
1 軍政要員の集結
2 敵機からマンガの宣伝ビラ
3 警察指導官の労苦
4 タパー警察署長惨殺
(三) 終戦直後のペラ共産党の動向
1 ペラ州警察装備の武器奪取
2 ペラ州警察主導権と戦犯容疑者指名権の獲得
(四) 終戦から刑務所へ
1 ビドールの抑留所へ
2 イポー警察署留置場へ
3 バドガジャ刑務所へ
4 タイピン刑務所へ
5 クアラルンプール刑務所へ
6 チャンギー刑務所へ
(五) ペラ州警察こぼれ話
1 人事配置の妙
2 共産党員を巡査に
3 二元化した特高課長のポスト
4 両頭の羊
(六) タイピンの表情
(七) 祖国帰還へのコース
1 一般民間人の祖国帰還へのコース
2 一般軍人および軍政要員の祖国帰還へのコース
3 憲兵および警察要員の祖国帰還へのコース
(八) ペラ州軍政警察要員の生死始末書
六 あとがき
(一) 軍政下のペラ州警察
(二) ペラ州警察本部の治安対策
(三) ペラ州警察の功績と人的損害
(四) 終戦と共産党の警察署襲撃
(五) 戦犯指名権とペラ州警察主導権
(六) 因果応報
(七) 戦犯は無罪
(八) 永遠の平和を
七 マレーの戦場に咲いた友情美談
(一) 恩人尋ねて六千キロ
(二) マレーシヤから顕彰碑