世界に抗議す
第一部 第一次大戦後の世界
第一章 ベルサイユ条約と国際連盟機構
第二章 日英協約廃棄と太平洋会議
――四ケ国条約――追加協定――海軍条約――九ケ国条約
第三章 米国の対日敵性政策
第四章 米、英の世界制覇と不戦条約
――ロカルノ条約――
第五章 不戦条約と各国の態度
第六章 ロンドン海軍条約
――英米の対日圧迫募る――
第七章 ワシントン、ロンドン条約の結果
第八章 日本の国内情勢
第九章 侮日、親英米の支那
第十章 南京事件
第十一章 済南事件
第十二章 第二次済南出兵
第十三章 危機孕む満洲の情勢
第十四章 張学良による徹底排日
第十五章 学良抗日に踏み切る
第十六章 中村大尉虐殺事件
第十七章 幣原平和外交の実態
第十八章 世界経済恐慌
――金本位維持は米英の経済的世界制覇政策――
第十九章 所謂健全財政の堅持
第二十章 日米関係の史的考察
――支那を狙う米国の野望――
第二部 満洲、支那両事変の責任論
第一章 満洲事変の発端
第二章 日満関係の歴史的考察
第三章 満洲事変の結果
――在満大衆の独立要望――
第四章 上海事変
――上海停戦協定――
第五章 満洲国の独立と我が連盟脱退
第六章 海軍条約の廃棄
第七章 支那事変
第八章 コムミンテルンの暗躍
第九章 赤色の魔手に踊る蔣介石
――武漢三鎮攻略後の対支新政策――
第十章 張鼓峯事件
第十一章 ノモハン事件
――ソ連謀略で進路を誤った日本――
第十二章 満洲・支那両事変は自衛戦争
第三部 太平洋戦争の責任論
第一章 第二次大戦の萠芽となったベルサイユ条約
――ウイルソンの提唱せる十四ケ条――
第二章 ウイルソンの十四ケ条とパリ平和会議
――パリ平和条約第二三一条――仏国の対独復讐
――ワイマール憲法の廃止――ベルサイユ条約の挃捁に苦悶する独逸――
第三章 ヒトラー内閣の出現
第四章 ヒトラー失地回復に着手
第五章 対独報復を目的とした平和条約
第六章 平和条約の矛盾に反撥する日・独
第七章 米国の対日圧迫政策
第八章 日支戦争の真因
第九章 太平洋戦争寸前の様相
第十章 日本を戦争へ駆り立てる米国
第十一章 米国に対日妥協の意志なし
第十二章 米国対日戦に踏切る
第十三章 開戦前の米国指導者の一週間
第十四章 日本に初弾を放たしめんとする陰謀
第十五章 ハル・ノートと我が対米最後通牒
第十六章 太平洋戦争勃発す
第十七章 常習的国際法違反の米国
第十八章 真の戦争挑発者は誰か?
第十九章 ルーズベルト大統領こそ戦争犯罪人
第二十章 米国の戦争狂三人男
――ルーズベルトという戦争狂人――骨の髄までの反日男スチムソン
――頑迷にして妥協を知らぬ情疑心に満てる男ハル――
第二十一章 ルーズベルト・チヤーチルによる戦争計画
第四部 平和を求めた日本
第一章 日本の努力も空し
第二章 ソ連の対日政策の歴史的考察
――ヤルタ会談――日ソ中立条約の廃棄――
第三章 日本は侵略国に非ず
――支那事変――
第四章 日本開戦までの経緯
第五章 ルーズベルト・チヤーチル・スターリンの悪業
第六章 戦争裁判の真相
第七章 破壊しつくされた日本