極地探検記　上級用

命がけの飛行
一　二つの怪鳥
二　飛行艇歸らず
三　刻々に危險せまる
四　怪物
五　二十五號艇行方不明
六　二十四號艇を見捨る
七　しまつたツ！
八　食糧次第に减ず
九　國旗のために
一〇　危機一髮
一一　不思議なる運命
一二　次の計畫
北極橫斷飛行
一　ノルゲ號
二　根據地の準備
三　南極と北極の相違
四　間違つた想像
五　招電を待つノルゲ
六　美しき心情
七　ノルゲ愈々出發
八　詩の如き極地の風光よ
九　乘組員の苦心苦勞
一〇　唯一の女性
一一　見捨てし二十四號艇は何處
一二　尊き人類の悲しみ
一三　食物皆凍る
一四　遂に北極到着
一五　アラスカ指して
一六　北は南に西は東に
一七　無電の故障
一八　ノルゲ危し
一九　陸地！陸地！
二〇　懷しき村
二一　之れぞ眞の天佑
二二　ノルゲの解體
二三　不思議な因緣
二四　北極には絶體に陸地なし
二五　飛行艇の註文
二六　救ひの卓上電話
二七　子供の時から二つの希望
悲壯極る犠牲者
一　書き殘した日記
二　沈み行く船よ！
三　相次いで死ぬ僚友
四　悲壯痛絶の最後
アムンゼンの生立
一　その少年時代
二　偉大なる感化
三　更にゝ修養
四　大熊と格鬪
五　愈々獨立
六　ペアリーの生立
七　北極クラブ
八　高まる南極探檢熱
南極踏破
一　準備なき所に成功なし
二　涙の射殺
三　ますゝ奮起
四　ヱルスウオスの手記
五　北極目がけて集る鳥人
六　サンタクロースの叔父さん
七　食料と器具
―表紙―（川端龍子）
―見返―（海野精光）
―扉―（中川紀元）
―揷畫・カツト―（椛島勝一）