図書カッコンビョウ ジケン ノ ショウゲン000058192

葛根廟事件の証言

サブタイトル1~10
草原の惨劇・平和への祈り
編著者名
興安街命日会 [編]
出版者
新風書房
出版年月
2014年(平成26年)8月
大きさ(縦×横)cm
26×
ページ
563p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/O69
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

序文(藤原作弥)
発刊ご挨拶(大島満吉)
発刊ご挨拶「命日会」に思う(大櫛戊辰)
この冊子を読む前にご容赦頂きたい字句について
巻頭写真集
 
第一章 生還者及び遺族の手記より
私の歩んで来た道(石田たか子)
「引き裂かれた家族(田中旭)
残留孤児となった苦難の回想(田中早苗)
母と戦後(伊東つたえ)
葛根廟事件に遭遇して(黒澤由き)
消息不明の父母と私の気がかり(伏見恵子)
「葛根廟事件からの生還」(佐藤百合枝)
興安の終戦一夜前・事件から内地引き揚げまで(大嶋肇)
親、兄弟六人を失った私の人生(新田淳子)
安海喜一郎手記(遺稿)(安海喜一郎)
首の傷跡が身元のあかし(谷本由紀江)
「詩」興安哀歌(大櫛戊辰)
私は葛根廟事件を目撃していた。(菅忠行)
「血涙」・残留孤児の生活(田中忍)
「講演」鳥雲先生沙漠植林(鳥雲(ウユン))
講演記録「葛根廟事件」(大島満吉)
詩 嗚呼!葛根の丘の上(小野寺卓三)
 
第二章 興安街にまつわる人々の想い
興安街とはどんな街だったのか(大塚規矩郎)
肉親捜しで葛根廟事件の孤児が来日(大塚美彌子)
王爺廟小学校の恩師と再会(田中洋)
五十七年目に知ったこと(小出洋一)
特別講演 私の昭和史体験(藤原作弥)
田丸夏子さんのこと・命日会のこと(大島満吉)
詩「悼」(森繁久弥)
三十三回忌 弔辞(郡司彦・白石正義)
三十三回忌 弔辞(守田隆一)
短歌(榮紀博)
興安を思う(草野一雄)
父のメモから(菅原勝彦)
詩 想葛根廟(庄山茂吉)
途絶えていた父との撃がり(青木浩)
らかんさんと命日会(大櫛戊辰)
興安街命日会と私(阿部けい子)
風化せぬ葛根廟(大島信三)
サンデー毎日二〇一〇年一〇月(小西忠一)
詩 沙漠植林 烏雲の森(小林謙水)
烏雲(日本名立花珠美)先生の人生(立花甫)
興安総省公署 参事官の回顧録(岡部滋)
葛根廟の一夜(白濱真砂子)
 
第三章 旅行記の中から
歳月四十年(菊森教澄/スミ子)
何物にも替えがたい私の満州国の旅(菅原勝彦)
中国への旅(菅原千磨)
往時茫々―五十一年目の小孩―(鈴木満義)
烏蘭浩特再訪(松本護)
興安(ウランホト)訪問記(山田幸弘)
『初めての訪中旅行』(高橋寛志)
第二の故郷満州訪問(田中洋)
実現した宿願の旅(小野寺洋子)
烏蘭浩特市訪問団に参加して(木村明)
二〇〇一年ウランホト訪問記(佐藤雅寛)
「ウランホト市親善訪問団」に同行して(木村明美)
詩 慟哭の丘 運命を分けた丘(大島満吉)
あつき思いの王爺廟訪問(平松典昭)
観光バスでラウンホトへ(黒澤由き)
母の想い 二〇〇七年訪中記(齋藤めぐみ)
「何か」を探す不思議な旅(平原芳美)
嬉しかった中国人の親切(高田京子)
「烏蘭浩特」「葛根廟」「長春・沈陽」を…訪ねて(飯白栄助)
ウランホト訪問団「同行記」(小西忠一)
旅行記文集に投稿(柯勁松)
「烏蘭浩特の旅」ビデオ再見(齋藤晃道)
 
第四章 「葛根廟」
記者が語り継ぐ戦争5(読売新聞社大阪社会部)
(株)新風書房編より抜粋(本田福江/有吉きよ子/大櫛戊辰/大嶋肇/佐藤雅寛/齋藤桂子/広久政子/小池正英/依田照子/坂井幸子)
 
第五章 「孫たちへの証言」(興安街に住んだ人)
十三集 ノモンハン事件の余波で危く命拾い(山田邦夫)
十三集 多数の死者を出した葛根廟事件(大島満吉)
十五集 童話のようなもうひとつの別れ(大島満吉)
十五集 戦後、僻地教育の原点となった御巣鷹の地に生きる(柴崎ヨシ)
十七集 葛根廟で母が銃殺され、父ともはぐれて孤児に(川内光雄)
十七集 銃殺寸前に銃口の前に立ちふさがった中国人老婆(大島満吉)
十七集 母を救うため必死に物乞いした十一歳(大嶋宏生)
十八集 やっと帰国できたのに三人の子供失う(河上純一)
十八集 葛根廟からの逃避行中、行方知れずに(佐藤百合枝)
十八集 中学の寮生活中に六人の家族が全員死亡と聞く(榮紀博)
二十集 開拓団で一人生き残った十六歳の少女(富満てい子)
二一集 興安から脱出、両親が倒れ兄と物乞いに(大島満吉)
二二集 ソ連の銃弾に倒れた父、母、弟の霊を葛根廟に弔う(田中洋)
 
第六章 出版された関連の本と映像
殺戮の草原 満州葛根廟事件の証言(大櫛戊辰)
蒼空と草原 葛根廟巡礼記(大櫛戊辰)
炎 昼 私説 葛根廟事件(大櫛戊辰)
キャタピラに潰された夏(大櫛戊辰)
わたしは、やっぱり中国のマーマ(大櫛戊辰)
赤い夕日の大地で(良永勢伊子)
満州、少国民の戦記(藤原作弥)
満州の風(藤原作弥)
コルチン平原を血に染めて(大嶋宏生)
満州鎮魂(共著・梁禮先/矢野一弥)
烏雲物語(原田一美)
あごら三一一号「あの戦争」を語り継ごうⅠ(BOC出版)
流れ星のかなた(上下巻)(大島満吉)
非業の生者たち(下嶋哲朗)
母よ、友よ、広野で眠れ(森留美子)
ソ連が満州に侵攻した夏(半藤一利)
2人のドン・キホーテと仲間たち(平松伴子)
葛根廟 新聞記者が語り継ぐ戦争5(読売新聞編)
あゝホロンバイル(佐村恵利)
慟哭の丘 三十三回忌特別慰霊祭(大櫛戊辰)
死の街を脱がれて(大映(現・角川))
烏雲の森(四国放送)
葛根廟の母たち(KBCテレビ)
モンゴルの大地よ(甘利真美)
大草原に還る日(日中合作・NHK)
赤い夕日の大地で(日本テレビ)
在満邦人かくして果つ(読売新聞)
 
第七章 「興安緑化・碑建立委員会」の活動
遠藤智二朗氏との出会い
パオの中に観音像安置
興安緑化問題
「興安緑化・碑建立委員会」の募金に協力頂いた方々
 
第八章 資料編
資料1の1 興安友愛の碑建立経緯
資料1の2 もんごる会報五号
資料2 葛根廟事件命日会に寄与された方々
資料3 興安関連協力提携団体の概要
資料4 厚生省に残されている記録
資料5 外務省に残されている記録
資料6 興安会役員(昭和三十二年)
資料7 葛根廟事件の概要
資料8 葛根廟周辺で救出された日本人孤児
資料9 教職員の記録 興安総省 旧満州教友会資料
資料10 葛根廟事件からの生還者
資料11 興安街関係者名薄(昭和五十二年)
資料12 興安街関係者名簿(昭和六十一年)
資料13 ウランホト市を訪れた旅行団
資料14 葛根廟事件犠牲者名薄
資料15の1 興安街命日会出席者の変遷
資料15の2 命日会出席者名簿①(昭和五十年)
資料15の3 命日会出席者名簿②(昭和六十一年)
資料16 ウユンの森植樹支援活動
資料17 昭和57年より命日会にご芳志を頂いた記録
資料18 興安街 命日会 規約
資料19 葛根廟事件 興安街命白会・年表
資料20 葛根廟事件に関連する地図
編集後記