図書オキナワ ノ ココロ000058095

沖縄の心 新装版

サブタイトル1~10
瀬長亀次郎回想録
編著者名
瀬長 亀次郎 著
出版者
新日本出版社
出版年月
1991年(平成3年)8月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
269p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/Se57
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

はじめに
第1章 沖縄県民の心を国政に
*かちとった〝国政参加〟
*〝無所属無力論〟の攻撃
*怒り爆発の「コザ事件」
*沖特委に所属決定
*〝補足質問〟を拒否
*復帰の〝原点〟ただす
*米軍布令しのぐ悪法
*つのる県民の核不安
*米軍の暴政を告発
 
第2章 暗黒、反動、戦火に生きて
*頑固な父、働き者の母
*順天中学から七高へ
*恩師松原先生の思い出
*逮捕され放校処分に
*悲惨な朝鮮人労働者
*侵略戦争反対の〝檄〟
*つきまとう特高の影
*両親連れ山原(やんばる)に避難
*〝解放軍〟の正体見る
 
第3章 たたかいの始まり
*ウルマ新報社長へ
*人民党創立大会
*売店閉鎖指令に抗議
*米軍、恒久基地建設に着手
*タブーの〝日本復帰〟訴える
*沖縄解放は反帝闘争
*米軍への宣誓拒否
*ハーグ条約が論拠に
*立法院で救済決議
*米軍、労働運動にも介入
*紆余曲折の〝労働法〟
*〝反共攻撃〟の始まり
*一方的に土地強奪
 
第4章 軍事監獄的支配に抗して
*米、一括払いを策動
*オグデン声明のねらい
*〝人民党事件〟
*「だれが起訴するのか」
*弁護人なし質問拒否
*「不宣誓陳述」を展開
*〝懲役二年〟を宣告
*たった十分間の〝最終弁論〟
*巻き添えの上原父子
*受刑者の怒り爆発――沖縄刑務所事件
*受刑者に団結を訴え
*壁越しに「復帰万歳」の声
*新年早々、宮古に護送
*激しい胃痛続く
*やっと診断書届く――長浜博士との出会い
*長浜博士の執刀、手術
*入院費すべて〝血税〟
*出獄に備え演説準備
*大歓声に包まれ出獄
*米軍への怒り爆発
*すさまじい反共宣伝
*市長就任前から追放工作
*内外から激励文五千通
*まひしなかった市政
*現代の「オヤケ・アカハチ」
*布令で被選挙権強奪
*十六対十で強行採決
*「民主主義をじゆうりん……」
*再び平和勢力の勝利
 
第5章 祖国への道
*「英雄的、叙事詩的たたかい」
*「二つの敵」明らかに
*先駆的闘争を展開
*新たな属領化すすめる
*三党で共闘連を結成
*復帰闘争の分断ねらう
*十一年ぶりに本土へ
*旅券持参だった佐藤首相
*ベトナム戦争で収奪激化
*本土で二分される復帰闘争
*空からも〝反共ビラ〟
*主席公選をかちとる
*三大選挙に勝利
*B52墜落に怒り爆発
*県民の団結よびかけ
*〝共同声明〟への疑惑
*基地強化をねらう〝返還〟
 
第6章 日本共産党と国政革新
*必然だった日本共産党への合流
*人民党の功績讃える
*七三年に組織合流決議
*画期的な沖縄の党大会への参加
*初の代表質問に立つ
*米軍への給油やめよ
*「海洋博」の再検討を
*一変した政治活動
*チトー大統領の国葬に参加
*キューバ共産党大会へ
*カストロ第一書記に会う
*基地司令官と面談
*核糾明で新たな決意
*天皇の責任を追及
*無謀な水がめ訓練
*本土大企業と対決
*「談合」の構造にメス
*終わりにあたって
編集部あとがき
瀬長亀次郎略歴