図書センゴ ブンガク ロンソウ000058043

戦後文学論争 上

サブタイトル1~10
編著者名
大久保 典夫 編/紅野 敏郎 編/高橋 春雄 編/保昌 正夫 編/三好 行雄 編/吉田 熈生 編
出版者
番町書房
出版年月
1972年(昭和47年)10月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
608p
ISBN
NDC(分類)
910
請求記号
910/O54
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
監修:臼井吉見
和書
目次

主体性論争
第二の青春(荒正人)
私は誰?(坂口安吾)
民衆とはたれか(荒正人)
文学者の責務(座談会)(埴谷雄高他)
新文学創造の主体(小田切秀雄)
人間的自由の限界(梅本克己)
歴史における主体の問題(林健太郎)
〔解題〕(紅野敏郎)
 
文学者の戦争責任論争
文学における戦争責任の追求(小田切秀雄)
ひとつの反措定(平野謙)
批評の人間性(二)(中野重治)
前世代の詩人たち(吉本隆明)
ヤンガー・ゼネレーションへ(花田清輝)
民主主義文学と戦争責任(秋山清)
戦争体験と戦争責任(日高六郎)
〔解題〕(大久保典夫)
 
戦後「政治と文学」論争
政治と文学(一)(平野謙)
批評の人間性(一)(なかの・しげはる)
小林多喜二(岩上順一)
「政治の優位性」とは何か(平野謙)
民衆はどこにいる(荒正人)
批評の人間性(三)(中野重治)
一匹と九十九匹と(福田恆存)
文学者の責任(小田切秀雄)
政治的風土(荒正人)
IN EGOISTOS(加藤周一)
〔解題〕(三好行雄)
 
短詩型芸術をめぐる論争
展望(臼井吉見)
第二芸術(桑原武夫)
短歌の運命について(座談会)(木俣修他)
短詩型文学再出発の拠点(赤城さかえ)
問題は地下水のようにつづいている(久保田正文)
〔解題〕(紅野敏郎)
 
星堇派論争
新しき星堇派に就いて(K)
オネーギンを乗せた方舟(荒正人)
中村・加藤・福永の仕事(本多秋五)
文学的自伝のための断片(加藤周一)
世界的知性にもの申す(本多秋五)
〔解題〕(三好行雄)
 
近代主義批判論争
近代主義をめぐって(座談会)(宮本顕治他)
近代主義の主体性論(甘粕石介)
近代主義と近代精神(伊豆公人)
近代主義文学の特徴と方法(除村吉太郎)
〔解題〕(高橋春雄)
 
知識人論争
知識階級の運命(中島健蔵)
大知識人(インテリ)論(日高六郎)
論理の暴力について(福田恆存)
主体的知識人(荒正人)
〔解題〕(吉田熈生)
 
風俗小説論争
私は小説家である(丹羽文雄)
小説鼎談(座談会)(林芙美子他)
二葉亭と女郎屋(中村光夫)
小説家と批評家の摩擦(丹羽文雄)
丹羽氏に答う(中村光夫)
批評家と作家の溝(座談会)(福田恆存他)
作家の立場と批評の基準(伊藤整)
現代風俗小説批判(抄)(中村光夫)
〔解題〕(保昌正夫)
 
チャタレイ論争
主任弁護人最終弁論(正木旲)
特別弁護人弁論(要旨)(福田恆存)
「チャタレイ夫人の恋人」の性描写の思想(伊藤整)
〔解題〕(吉田熈生)
 
本巻収録論争関係資料