図書カタリツグ センソウ000058034

語りつぐ戦争

サブタイトル1~10
一〇〇〇通の手紙から
編著者名
朝日放送 編
出版者
東方出版
出版年月
2006年(平成18年)12月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
242p
ISBN
4862490492
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/A82
保管場所
開架一般
内容注記
和書
目次

序にかえて(鳥越俊太郎)
 
I 大阪大空襲
空襲とその頃(小川海郎)
火の中を風上へ(佐伯茂)
軍需工場女性リーダーの悲惨な死(東原春良)
半世紀前の記憶(近藤汲)
三度の被災体験(有馬政一郎)
大丸百貨店の地下へ(川村充枝)
六〇年前の私の遺髪(足立由子)
煙の中の大声と地下鉄に救われた(山本紀子)
空襲で最愛の母が…!(松村トミ)
妻と子に伝えたい少年時代(馬場勇二郎)
まさに大阪が戦場だった(三好政太郎)
昭和二〇年六月一日~戦後(森本武夫)
 
II 各地での空襲・被災
牛乳とビワと蛍〈姫路〉(川瀬大征)
今も消えない傷跡〈東京〉(岡崎正彦)
何のため東京まで行ったのか(須野ふさゑ)
戦災を思い出して〈高松〉(吉原日出子)
熊谷・八月十五日(明戸まさ)
死体の臭い〈三重〉(高井妙子)
終戦十五日前に家は焼けた〈水戸〉(巽淳子)
娘さんの千切れた手足〈西宮〉(坪倉太一郎)
神戸大空襲が両親を奪った(杉本妙子)
妹を背負ってにげる〈神戸〉(浜辺弥生)
焼け出されて…〈明石〉(青木幸子)
空襲、姉の死〈御坊〉(東陽史)
塩釜の空襲(秦光子)
爆弾が我が家に命中〈岡山〉(亀山貞夫)
一番怖かった一日〈明石〉(石井美智子)
私の戦災救出活動について〈神戸〉(藤尾八郎)
焼野原になった鹿児島(原口美津子)
手や足が土砂の中から〈名古屋〉(榊原不二子)
原爆で兄は即死、妹は…〈広島〉(林静枝)
母を探して泣いた一〇歳の夏〈広島〉(山家好子)
被爆者を見たショック〈広島〉(西川桂子)
六〇年前のこと〈沖縄〉(城間恒人)
 
III  銃後の生活・疎開・学徒動員
誰も文句を言わなかった(吉備喜美子)
舞鶴で見た日本兵と米兵(前嶋伸子)
白昼夢(浦西茂)
少国民だった頃(車木蓉子)
「パーマネントに火がついて」(奥村和子)
絵の具まで食べちゃった(五十嵐和美)
子供、先生をも戦争は狂わせる(田村道廣)
家屋疎開と父の死(尾浦貞子)
滑走路という名の田んぼ(松尾勝子)
八月十五日午前に倒した家(嶋中尚一)
銃後はまかせて下さい(浦野澄江)
校長先生と御真影(木林節子)
死を見ても何の感情も湧かなかった(西村和子)
彼のポケットにあった私の写真(米村小夜子)
赤紙兵のくやしさ(山本規紗子)
ギブ・ミー・ア・チョコレート!!(後藤和夫)
学徒勤労動員~重労働と空腹(岩城完之)
ドラム缶に飛び込んで待避(柴田高子)
プリズム―学徒動員された日々(大岩美智子)
敗戦からアメリカン・ドリームへ(山本文美)
ヤミの取締り(村上喜美子)
遍歴の小学時代(城口哲也)
終戦も知らずに歩いた八月十五日(甲斐俊子)
 
IV 国内の軍関係者
黒髪キリリ女子挺身隊(高原節子)
阿鼻叫喚・沖縄(舘村綽夫)
対戦車自爆訓練(新谷杲)
陸軍病院看護婦として(一井久代)
特別グライダー訓練(北川栄)
お札をノートに貼った父(島野一郎)
航空戦艦「日向」の最期(森正年)
 
V 引き揚げ
三八度線を越えて~八歳の記憶(西尾哲彦)
あかね空(中川綾子)
ハルビンから帰国するまで(松井周栄)
開拓団の自決(永野行枝)
母が私達を満州からつれ帰った(西原長治)
 
VI 外地の軍関係者
フィリピンにいた私たち女子軍属(木村艶子)
ネグロス島の山中に立てこもる(益田實)
死の淵から奇跡の生還(平木武人)
書き残して置きたい戦友の姿(川内勝)
戦犯憲兵シベリアより帰還す(深山光明)
 
編者あとがき