図書カタリツグ サッポロ シミン 100 ニン ノ センソウ タイケン000057972

語り継ぐ札幌市民100人の戦争体験 上

サブタイトル1~10
厳しい軍隊生活・我慢した国民
編著者名
札幌市 [編]
出版者
札幌市市民まちづくり局地域振興部区政課
出版年月
2013年(平成25年)3月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
383p
ISBN
NDC(分類)
319
請求記号
319/Sa68/1
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

札幌市平和バーチャル資料館
札幌市平和都市宣言
刊行にあたって
札幌市平和事業二〇年間の取組み
「語り継ぐ札幌市民100人の戦争体験」凡例
(地図)「アジア・太平洋地域の攻防図」
 
第一章 北海道での戦争体験
①軍隊・従軍生活
解説1 北海道内の軍隊の変遷
解説2 北部軍管区司令部防空作戦室と札幌の軍施設
解説3 B29・グラマン・隼の比較
1【札幌】北部軍管区司令部防空作戦室での暗号解読(板垣光夫)
2【札幌】女学校卒で情報通信の仕事が…(長柄昭子)
3【札幌】月寒での女子通信隊の生活(外岡妙子)
4【札幌】戦争中、軍隊が月寒にあった!(福島淑江)
5【札幌】「この戦争は負ける」と答えて…(堀万里子)
6【札幌】陸軍糧秣廠の幼稚園の保母として(島崎一枝)
7【札幌・苫小牧ほか】薬も食糧も武器もなかった終戦前(足立憲紀)
8【旭川】一番の思い出は飯当番と整列びんた(林茂)
9【横須賀・厚岸】すべてが戦争だった(小野茂)
10【千歳】わずか八か月で海軍少尉に(神埜努)

②子どもたちの暮らし・子どもの目に映った戦争
解説4 未来の兵隊
解説5 防空壕と待避壕
11【札幌】日記に見る少国民の記憶(林恒子)
12【札幌】あしりべつでの思い出(木村信也)
13【札幌】兵隊に行かずにすむと玉音放送を聴く(稲田亮一)
14【札幌】鍛練と援農ばかりの国民学校(硎光直)
15【札幌】一番大変だったのは食べ物が無いこと(畔原忠雄)
16【札幌】お腹いっぱいお米を食べたいな(中村竹子)
17【札幌】堂々と白米食べれば、非国民(柳瀬智)
18【剣淵】「母さんから離れるな!」戦死の父から届いた手紙(近藤健治)
19【十勝】白いご飯が食べたい(茂木慶一)
20【旭川】お寺の鐘までが鉄砲の弾に(岩滝明夫)
21【厚真】「勝ってくるぞと勇ましく」と兵隊さんを見送ったものの…(上嶋和子)
22【赤平】炭鉱町で戦時中を過ごした少年(加藤長市)
23【仁木・余市ほか】汽車の窓も閉ざされた戦争中(大野武昭)
24【札幌】アメリカ軍が札幌へ!(高橋清一)
25【札幌】戦中・戦後を生き抜いた苗穂の生徒(川東實)

③十代の暮らし~勤労動員や援農にいった学生たち~
解説6 戦時労務動員
26【札幌】もんぺに竹槍訓練、空襲警報の日々(関キヨ)
27【札幌】ごちそうはパインの缶詰とゆで卵(前鼻勇)
28【札幌】夜も真っ暗にしていた家の中(辻悟郎)
29【札幌】ホームシックで涙の勤労奉仕(佐藤肇)
30【札幌・室蘭】今日は援農、明日は勤労動員(大島脩)
31【美瑛・旭川・室蘭】製鉄所で捕虜とともに(野村武雄)
32【苫小牧】道路工事と飛行場作りに明け暮れた中学生(氏家清)
33【小樽】バターと練乳のおみやげが親孝行(細野邦夫)
34【小樽】わんわん泣いた、戦争が終わった日(竹内かよ子)
 
第二章 北海道外での戦争体験
①軍隊・従軍生活
解説7 当時の軍人階級
解説8 少年兵になって
35【大湊】軍人精神注入棒の生活(黄倉正志)
36【木更津】私は十五歳、特別年少兵!(筒井肇)
37【千葉県太東岬】海からの砲撃「岩に腹を押しつけろ」(清野隆)
38【土浦】特攻隊として生き残って(横山末雄)
39【東京】赤飯と思ったらコーリャン飯(登坂正夫)
40【東京】八月十四日、突然の出勤命令(近藤勝雄)
41【東京】手渡された実弾「覚悟はできているか」(佐々木秀雄)
42【広島】人間魚雷搭乗員は、きのこ雲を見た(渡邉珠蔵)

②子どもたちの暮らし~つらかった疎開~
解説9 学童疎開
43【山形県・秋田県】空襲におびえ、空腹に泣いて(金津豊文)
44【東京から長野へ】泣きながら母と別れた学童疎開(高田明美)
45【東京から長野へ】疎開をくりかえした子ども(藤澤昭)
46【東京から静岡へ】楽しいふりをした疎開先からの手紙(野村朋子)
47【横浜から湯河原へ】心も体も休まらぬ、集団疎開(佐藤忠)
48【東京から山形県、北海道・寿都へ】戦争はまだ終わっていない(岩崎周市)

(巻末)
体験談聞き取り状況
関係年表
参考資料一覧(五〇音順、敬称略)
監修者プロフィール