西部ニューギニア戦線極限の戦場
まえがき
サルミの戦い―第三六師団(雪部隊)、東北健児たちの戦い 第三六師団通信隊・陸軍軍曹<当時>中里文吉さんの証言
電波戦の記
通信隊
初陣
南方へ
サルミ上陸
連合軍
葛目大佐
サルミの生活
接近
風雲
空襲
ホーランジア
自殺
命令
上陸
ワクデ島玉砕
飛行場
トムの攻防
右地区隊への派遣
包囲
彷徨
反撃
夜襲
マフィン失陥、ビアク支隊との交信
入江山
雪に散らされた梅の花
持久自活
終戦情報キャッチ
帰還
地獄からの生還
付記
ホーランジア撤退―地獄の転進日記 電信第一六連隊第三中隊・陸軍少尉<当時>松浦豊さんの証言
はじめに
満州 ラバウル ニューギニア
ホーランジア上陸
師団長、参謀長、罷免
米軍上陸
転進開始
福重中隊長戦死
食塩皆無と悲しき戦友
サルミへ
幽鬼の群れ
飢餓地獄
雪兵団に戦闘加入
師団長逃亡
帰還
マノクワリ全滅記―第二二一連隊第三大隊の壊滅の記録 第三五師団歩兵第二二一連隊第三大隊・陸軍軍曹<当時>宮嵜喜重さんの証言
序文
突然の命令
南へ
海難
マノクワリの状況
緊迫する戦線
転進の愚行
もうひとつの転進
マノクワリ支隊
自活状況
飢え(私のマノクワリの記憶)
古年兵たち
死の実相
椰子の実
ワルパミ渓谷
生存にむけて
イドレへの転進―幻の転進 西部ニューギニア戦私記 第二軍司令部・陸軍一等兵<当時>蓬生孝さんの証言
マノクワリ上陸
イドレへ出発
アンギ湖へ
ランシキ川を下る
ムミへ
ヤカチ川本流をわたる
密林を抜けてシンヨリへ
湿地帯をわたりヤカチ川支流へ
餓鬼道
希望のイドレへ
イドレの最後
脱出
転進距離について
犠牲者の数について
「南の島に雪が降る」余聞―マノクワリに咲いた花 第三五師団歩兵第二二一連隊第一大隊・陸軍中尉<当時>深萱正八郎さんの証言
マノクワリ演芸分隊の活躍
「密林のなかの美女」〈第五揚陸隊 鈴木勝〉
豊嶋軍司令官の陣中日記〈第五揚陸隊 鈴木勝〉
怨嗟の声〈第二二一連隊第八中隊の篠崎覚中尉の原稿からの抜粋〉
歩兵第二二一連隊壊滅す 第三五師団歩兵第二二一連隊第一大隊・陸軍中尉<当時>深萱正八郎さんの証言
編成
海難、第一大隊(ソロン)
ソロン残留部隊
玉砕、第二大隊(ビアク島)
壊滅、第三大隊(マノクワリ)
二二一連隊の戦没者
篠崎覚氏の手紙
今も忘れられぬこと
おわりに
ソロン北岸作戦―参加兵力二六〇人の無謀な作戦の実態 第三五師団歩兵第二二一連隊第一大隊・陸軍軍曹<当時>野口大吉さんの証言
軍隊にはいる
中国戦線のこと
南の島へ
出港
亜丁丸
第一吉田丸
ぼかちん
漂流
救助
分散
ソロン
北岸作戦
出発
お袋
サンサポール攻撃
負傷
生還
ソロン残留記―私のニューギニア戦、あの日を生きて今 第三五師団歩兵第二二一連隊第一大隊・陸軍中尉<当時>深萱正八郎さんの証言
はじめに
ニューギニアへ(ソロンにおける第二二一連隊第一大隊残留部隊の記録)
残留部隊長に
苦悩の日々
希望の光
知らされぬ戦局
軍旗を捧持した連隊が泥棒部隊と軽蔑されて 第三五師団歩兵第二二一連隊第一大隊・陸軍中尉<当時>永田忠治さんの証言
飢餓の果てに
あとがき