図書センジョウ オ カケタ フジョシ タチ000057906
戦場を駆けた婦女子たち
サブタイトル1~10
玉砕の島を脱出 祖国までの570日と3000キロ
編著者名
近藤 一磨 著
出版者
ブイツーソリューション
出版年月
2013年(平成25年)11月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
367p
ISBN
9784434185670
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/Ko73
保管場所
開架一般
内容注記
参考文献:p366-367
和書
目次
はじめに
第一章 激戦の島パラオ・アンガウル島
南国の楽園・アンガウル島
米軍機動部隊の空襲
空襲下の陣地構築と守備隊の奮闘
米軍の上陸近し、アンガウル島脱出
パラオ本島ガスパン村の疎開生活
幼老婦女子はコロール島で待機せよ
救出の巡洋艦「鬼怒」
第二章 フィリピン・セブ島
零戦群れ飛ぶセブ島
さらばセブ島・輸送船「さいべりや丸」
第三章 死者続出のマニラ収容所
空腹のマニラ収容所暮し
マニラ大空襲
末妹の死・その日、引揚げ命令
ああ堂々の輸送船団
魚雷命中・救命ボートが消えた
第四章 空襲とゲリラに怯えるルソン島の日々
ワレホクレイマル キュウエンコウ
ゲリラ街道を南下
北サンフェルナンド駐屯地での待機生活
戦場の昼は埋葬・夜は演芸会
戦場へ南下する部隊、同郷人を求めて駆け回る兵
帰国か、残留か、いずれも命の保証は無い
ここは敵地だ、ゲリラ出没と掃討戦
米軍迫り、最後の船団でルソン島脱出
高速輸送船「吉備津丸」直撃弾で炎上、逃げ場なし
第五章 台湾・高雄州の疎開生活
物資豊富な高雄
惨めな疎開生活
定期便の爆撃と宣伝ビラで戦況を知る
敗戦・三等国民・犬畜生・マラリヤ
日本兵去り、強盗と中国兵現れる
生きるための特攻、芋畑に出撃す
故国への船待の日々
さらば台湾よ、リバティ船で故国へ
第六章 廃墟と化した祖国
日本が見えた! 上陸した広島は瓦礫の街
お別れは引揚列車で
上野駅で浮浪児と間違えられる
「よく生きて…」号泣する祖母
あとがき
参考文献