図書目録ツナガリ ノ センゴ ブンカシ資料番号:000057892
「つながり」の戦後文化誌
- サブタイトル
- 労音、そして宝塚、万博
- 編著者名
- 長崎 励朗 著
- 出版者
- 河出書房新社
- 出版年月
- 2013年(平成25年)12月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 222p
- ISBN
- 9784309246444
- NDC(分類)
- 760
- 請求記号
- 760/N21
- 保管場所
- 地下書庫和図書
- 内容注記
- 博士論文(京都大学、2011年)を大幅に加筆修正したもの 著者「長崎」の「崎」は「山竒」の置き換え
- 昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次
序章 「つながり」としての労音
二つの「つながり」
普遍的な答えを求めて―教養とキッチュ
第1章 労音の誕生[1949~1953]
名物館長・十河巌
アマチュアによる会員集め
「良い音楽」と「俗悪な音楽」
教養の欲求充足装置
第2章 初代会長・須藤五郎―宝塚から労音へ
最先端の左傾音楽学生
宝塚と労音構想
ナチスと労音―総力戦の動員手法
キッチュ―日常性のリアリティ
「キッチュ」な宝塚の教育力
第3章 停滞期の葛藤[1953~1956]
ローカル団体からの脱皮―東京労音発足
ポピュラー・ミュージック論争
中間文化と停滞のメカニズム
会場事情の悪化と対抗団体の設立
「うたごえ」運動と労音―オラトリオ「森の歌」例会
第4章 「ゴジラ」化する労音[1957~1960]
ペギー葉山リサイタル―PM例会本格始動
創作ミュージカル運動
名プロデューサー・浅野翼―「貫く知」と「連ねる知」
浅野翼の「芸術至上主義」
労音から万博へ
プロデュースとキッチュ
第5章 前衛・教養・キッチュ[1960~1969]
リースマン、労音へ行く
プレイガイド化する労音
大阪労音フォーク路線
文化の三機能と三例会制
文化の生態史観
第6章 労音の衰退[1969~1974]
事務局員大量退職事件
労音の落とし子―『ミュージック・マガジン』とURC
歌って踊って恋をして?―投稿・例会外活動の共同性
労音衰退の原因
終章 宝塚・労音・万博
寂しさの指標―社会関係資本
時代は変わる―教養の相対化
メディアとしてのポピュラー文化
あとがき
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