図書タイヘイヨウ センソウ カイセン カテイ ノ ケンキュウ000057704

太平洋戦争開戦過程の研究

サブタイトル1~10
編著者名
安井 淳 著
出版者
芙蓉書房出版
出版年月
2013年(平成25年)11月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
533p
ISBN
9784829506080
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/Y64
保管場所
閉架一般
内容注記
参考文献一覧:p520-528 太平洋戦争開戦過程の「年表」:p529-533
和書
目次

まえがき
第一部 太平洋戦争開戦とハル・ノート
序論
太平洋戦争開戦過程とハル・ノート開戦説
.ハル・ノート開戦説の意義
旧軍将校の証言とハル・ノート開戦説への疑問
東郷外相就任の経緯と外務省内の様相
東郷外相就任の経緯
当時の外務省内の様相
「国策再検討」
「白紙還元の御諚」
海軍の開戦決意
「国策再検討」
対米交渉案の決定
新「帝国国策遂行要領」の成立
新「帝国国策遂行要領」の執行過程―対米交渉以外
陸海軍の作戦準備の完整
大蔵省の政戦諸般の準備
新「帝国国策遂行要領」にもとづく対米交渉以外の外交措置
新「帝国国策遂行要領」の執行過程――対米外交
新「帝国国策遂行要領」にもとづく対米交渉執行過程
新「帝国遂行要領」規定外の外交措置
開戦の決定とハル・ノートの接受
米国の乙案拒絶とハル・ノートの手交
ハル・ノート接受前後の連絡会議の様相
ハル・ノートにかかわる諸問題
外務省の先輩たちの証言
ハル・ノートのその後
駐米大使館の様相
ハル・ノートと国論統一
手を加えられたハル・ノート
戦時中と敗戦後のハル・ノート開戦説
残された課題
小括
ハル・ノート開戦説否認の意義
開戦過程における新たな疑問
 
第二部 破綻した陸軍の対ソ戦略と「関特演」
満洲事変が招来したもの
満洲事変が招来したソ満国境の新事態
ソ満国境の新事態に関する先行研究
ソ満国境の新事態に関する陸軍の基本認識
ソ満国境の新事態に関する陸軍の対処方針
日中戦争の勃発から欧州新局面の到来まで
日中戦争の勃発と軍備充実計画の修正
欧州新局面の到来と陸軍の戦略大転換
独ソ開戦後の対ソ戦略
独ソ開戦に入る前に
独ソ開戦のもたらした波紋
北進論と「関特演」の発令
北進の是非
「関特演」の発令
北進断念の意思表示と「関特演」のその後
北進断念の意思表示
「関特演」・対ソ軍備充実・満洲国建設
「関特演」のその後
 
第三部 太平洋戦争開戦決意と陸海軍の相克
南方への方向転換
「時局処理要綱」とその揺動
対南方戦略の揺動
太平洋戦争と自給圏の建設
国力判断と対米不戦の国策
陸軍の国力判断
参謀本部内の国策策定機関と「対南方施策要綱」の策定
「対南方施策要綱」と状況的要素
南部仏印進駐
南部仏印進駐にかかわる諸問題
南部仏印進駐への道
南部仏印進駐の決定過程
全面禁輸を迎えて
全面禁輸の衝撃
永野総長の帷幄上奏とその波紋
日米首脳会談構想の挫折
近衛首相の覚悟
軍部の対米不信と焦慮
米国の対日不信と首脳会談構想の挫折
陸海軍の相克
近衛内閣末期の陸海軍の相克
東條新内閣下における陸海軍の相克
太平洋戦争開戦決意
軍部の対米戦構想
「国策再検討」における勝算の検討
せめぎ合いの果てに
軍人たちの戦後
 
あとがき
参考文献一覧
太平洋戦争開戦過程の「年表」
索引