十五歳の義勇軍
Ⅰ
シベリアへの旅
シベリア再び
旅立ちの風景
青春の墓標
Ⅱ
満州・シベリアの七年
阿蘇に育つ
実直だった父
八人きょうだい
軍事色の時代
父とリヤカーを
「ススメ ヘイタイ」
全校写生大会
記憶の中の母
野菜売り
少年飛行兵への夢
開拓義勇軍
表彰状に涙
訓練所へ
内原訓練所
開拓義勇軍の訓練
訓練の日々
訓練の合間に米軍機
興安丸に乗船
満州の曠野
異境で同郷の少女
満蒙開拓訓練所
狼の啼き声
冬将軍の到来
暴動
診察所勤務に
ぜんざい一杯の死
医者代わり
面従腹背
開拓団へ
関東軍
関東軍野戦部隊
関東軍に志願
開拓義勇軍
最下級兵
三カ月の軍隊生活
野戦演習
続出する落伍者
ソ連軍侵攻
爆雷を抱えて
玉音放送
敗残の列
シベリア
収容所
河沿いの収容所
極寒の冬将軍
ウルンダ河の架橋工事
待遇改善求める
強い絆
俘虜に絵を教わる
故国の新憲法
壁新聞
民主化委員
個人記録
議長に
カタカナサークル
追放
帰還へ
帰郷
父との再会
農業に励む
再び離郷
Ⅲ
まどろみの幼年
モリしゃん
チューリップ
母の日に
遠く地上に
野生
日傘
小国と私
絵を描く俘虜
兵隊色の絵
旅
初雪
シベリアで啄木を知る
夏の回想
敗残の雨
馬の門
クレソン
夏の花
永久凍土
コーアンマグロ
異国の丘で 昭和二十二年夏
白夜のころ
鷹
絵を描く俘虜
声がする
チュウブを搾るときに
闇の絵
恩師海老原喜之助
黒焦げのオムレツ
パリの海老原先生
「絵かきは、いつでも一兵卒」
ギンナン
再訪のパリ
針生一郎さんからの課題
死者のために
はと
ツワの花
イヌ
阿弥陀杉
白昼夢の東京
古本屋の主人
たばこ
声
兵卒のさくら
原野にて
十二年ぶりの東京個展
私の原風景
満蒙開拓青少年義勇軍
今年もまた夏がきた
秋の夜に
あとがき