図書センジ ケイザイ タイセイ ノ コウソウ ト テンカイ000057651

戦時経済体制の構想と展開

サブタイトル1~10
日本陸海軍の経済史的分析
編著者名
荒川 憲一 著
出版者
岩波書店
出版年月
2011年(平成23年)2月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
x,316p
ISBN
9784000236980
NDC(分類)
332
請求記号
332/A63
保管場所
閉架一般
内容注記
記述は2刷(2011.12)による 博士論文を加筆修正したもの 参考文献:p293-310
和書
目次

問題意識と視角―戦時経済体制と合理性
 
第I部 戦時経済体制の構想―総力戦経済体制をめぐって
戦間期の戦時経済思想―日本陸軍を中心に
生産力拡充問題と物資動員計画
 
第II部 戦時経済体制の展開―アウタルキーの呪縛
日満支経済ブロックの構想と展開
「大東亜物流圏」の再編と崩壊
日本海軍とアウタルキー思想
 
第III部 「戦時期経済」体制に見る軍事工業―航空機と艦船
戦時航空機工業の構想と展開―陸軍航空を中心に
戦時造船工業の造成―潜水艦と戦時標準船
転換期の経済的背景
 
あとがき
参考文献
索引
 
図2-1 普通鋼鋼材の消費と生産の関係(1935~44年)
図2-2 「満州国」銑鉄生産と対日輸出(1932~45年)
図2-3 「満州国」銑鉄使用高と普通鋼鋼材生産高(1932~44年)
図2-4 規模別従業者1人当たり生産額
図3-1 日満支の経済的関連性
図3-2 日満支経済圏貿易収支の変化(1934年と1939年)
図3-3 日本から植民地及び占領地への年平均投資額比較(1938~41年)
図3-4 在満華工累計数と「満州国」石炭生産高の連関
図3-5 貿易依存度と軍事傾斜度
図3-6 陸軍軍事費と弾薬生産量
図3-7 弾薬生産量と銅の輸入量
図4-1 重要物資別輸送量
図4-2 太平洋戦争期商船の建造と喪失の関係
図4-3 大東亜圏地域区分と物流図
図4-4 船舶喪失海域分布
図4-5 商船(タンカーを含む)使用先別喪失推移(1942~44年)
図4-6 「大東亜物流圏」鉄鉱石循環の変容(1939~43, 44年)
図4-7 ボーキサイト・アルミと航空機生産の関係
図4-8 大戦中の鉄鉱石地域別輸移入累積推移(1941~44年度)
図4-9 航空機体生産量とアルミニウム
図4-10 タンカーと還送石油
図4-11 「大東亜物流圏」石炭循環の変容(1939~43年)
図4-12 発電電力量と動力用石炭使用高
図4-13 「大東亜物流圏」食糧循環の変容(1939~43年)
図5-1 原油の供給と自給率(1926~40年)
図5-2 貿易依存度と軍事傾斜度(1912~36年)
図6-1 英独日の航空機生産(1932~44年)
図6-2 製造工業生産額の部門別割合の変化
図7-1 日米潜水艦による商船撃沈量(1942~44年)
図7-2 普通鋼鋼材用途別消費比較
図7-3 日・米・三井造船労働者1人当たりの生産性
図8-1 戦時経済体制の展開
図8-2 戦時経済体制―負の転換
図8-3 軍事費及び非軍事固定資本形成対GNP比率推移
 
表1-1 総力戦経済体制(戦時経済体制)構築の課題
別表 軍人による戦時経済関連の論説
表2-1 日満重要産業拡充計画所要資金等一覧表
表2-2 生産力拡充4ヵ年計画(目標と実績)
表2-3 鋼材関連生産、消費、在庫の推移(1935~44年)
表2-4 普通鋼鋼材と特殊鋼材の生産高(1935~44年)
表2-5 「満州国」の銑鉄生産高、対日輸出高、普通鋼鋼材生産高の推移(1932~45年)
表2-6 紡織機械と工作機械製造業の工場数・従業員数・生産額及び1人当たりの生産額の推移
表3-1 日満支経済圏と圏外(その他外国)貿易マトリックス
表3-2 中国における棉花生産量
表3-3 中国(華中)鉄鉱対日輸出量
表3-4 事変前と事変後の満中貿易と満日貿易における主要輸出品の変化
別表 戦略的重要物資の選定とその自給率の変化について
表4-1 太平洋戦争中の保有船腹の軍需と民需推移及び500トン以上の民船(c船)による輸送量
表4-2 鉄鉱石の生産と対日輸移入実績
表4-3 銑鉄の生産と対日輸移入実績
表4-4 石油の供給に関する計画と実績
表4-5 対戦中の石油消費の計画と実績
表4-6 石炭の生産と対日輸移入実績
表4-7 「大東亜共栄圏」各地卸売物価指数の推移
表5-1 軍・民需石油製品消費量(1931~41年)
表5-2 海軍燃料タンク築造推移一覧表
表5-3 軍・民石油貯油(在庫)量(1931~41年)
表5-4 製品別精製率比較(1931年と1937年)
表6-1 英独日の航空機生産(1932~44年)
表6-2 日英航空予算と各軍事費に占める割合
表6-3 ドイツの機体工場
表6-4 日本の陸軍機体工場(中島飛行機太田工場)
表6-5 ドイツのエンジン工場
表6-6 日本のエンジン工場(三菱第4発動機:名古屋)
表7-1 船舶国内建造量と輸入量の推移(登簿汽船)(1913~19年)
表7-2 日本の艦船建造量、及び(民間)造船所の艦艇占有率の推移(1935~44年)
表7-3 固定資産中の建設勘定の割合
表7-4-1 川崎造船所の生産高の計数化(1919年)
表7-4-2 川崎造船所の生産高の計数化(1941年)
表7-5 2A型貨物船とEC-2(リバティ船)要目比較
表8-1 1930年代の日本経済動向指標(景気指標を中心に)