図書タイヘイヨウ センソウ ノ ロジスティクス000057638

太平洋戦争のロジスティクス

サブタイトル1~10
日本軍は兵站補給を軽視したか
編著者名
林 譲治 著
出版者
学研パブリッシング
出版年月
2013年(平成25年)12月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
306p
ISBN
9784054058729
NDC(分類)
395
請求記号
395/H48
保管場所
開架一般
内容注記
文献あり
和書
目次

はじめに

序章 ロジスティクスとは複数の組織による共同作業である
野球大会からロジスティクスを考える
ロジスティクスとは単に物を運べば終わりというものではない
ロジスティクスの語源は「計算術」
日本軍は本当にロジスティクスを軽視していたのか

第一章 日本陸海軍の兵站補給の流れと概要
兵站補給で扱われる「物資」とは?
海軍の兵站補給の概要とその中核・海軍軍需部
海軍における燃料補給の流れと概要
海軍における糧食補給の概要
酒保とその役割
陸軍の兵站補給の流れと概要
兵站線とは何か
兵站線の構成①集積基地から兵站末地まで
兵站線の構成②兵站末地から前線の部隊まで

第二章 日本陸海軍の生産・貯蔵施設
【陸軍糧秣廠】
平時糧秣の調達と補給
戦時糧秣の調達と補給
戦用糧秣品の製造・調達・貯蔵
糧秣品及び給養器具などの研究
教育普及業務
【陸軍燃料廠】
【陸軍兵器廠】
【陸軍倉庫(陸軍貨物廠)】
【陸軍需品廠】
【海軍燃料廠】

第三章 日本陸海軍の経理機関
陸軍の経理部門
海軍の経理部門
海軍主計科の人材養成

第四章 日本陸海軍の輸送部隊
第一節 陸軍の輜重部隊
輜重兵と輜重輸卒
輜重兵連隊の自動車化

第二節 船舶輸送
タンカーを巡る海軍と政府の政策
船舶の国家管理の実態
徴傭船舶はどのように使われたか
特設輸送艦と特設運送船
海上護衛はどう為されたか

第三節 航空輸送
C-47の一〇万機に対し全機種合わせても二五〇〇機の日本
陸海軍が進めた民間航空会社の活用

第五章 日本陸海軍の兵站補給機材
第一節 自動車
九四式六輪自動貨車
九七式四輪自動貨車
一式四輪・六輪自動貨車
戦時規格型自動車
水陸両用トラック
作井車・給水車
九七式炊事自動車
自動三輪車
九四式軽装甲車
鹵獲車両

第二節 鉄道
鉄道貨車の概況
ワム21000形式一五トン積有蓋貨車
ワム23000形式一五トン積有蓋貨車
ワム50000形式一五トン積有蓋貨車
有蓋貨車による特殊輸送
トム19000形式一五トン積無蓋貨車
トム11000形式一五トン積無蓋貨車
トム50000形式一五トン積無蓋貨車
トラ60000形式一七トン積無蓋貨車
トラ20000形式一七トン積無蓋貨車
トキ900形式三〇トン積無蓋貨車
戦時体制下の蒸気機関車
鉄道連隊の機材
第三節 馬車(輜重車)
第四節 戦時標準船
平時標準船
第一次戦時標準船
第二次戦時標準船
第三次・第四次戦時標準船

第六章 戦史から見た日本陸海軍兵站補給の問題点
マレー作戦とインパール作戦
第一節 マレー作戦の経緯
第二節 マレー作戦はなぜ成功したのか?
第三戦 インパール作戦の経緯
第四節 インパール作戦はなぜ失敗したのか?
第五節 「兵站補給を軽視したために失敗した」の本当の意味

おわりに

主要参考文献