図書目録トウボウキ資料番号:000057593

逃亡記

サブタイトル
三十三年目の敗戦回想
編著者名
村上 敬一 著
出版者
[村上敬一]
出版年月
1978年(昭和53年)7月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
168p,図版[8]枚
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/Mu43
保管場所
閉架一般
内容注記
自家版
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

序(佐藤文雄)
 
第1章 敗戦を知るまで
渡満 はじめての吉林
出征 召集令状を受けて
入隊 混成部隊で陣地構築
終戦 勝利か敗戦か
 
第2章 暴虐の勝者たち
進駐 転落した日本人の立場
暴動 暴徒に射殺される
満人襲撃 現場の証言
―沢田聡子さんの手記1
満人青年の言葉で危難回避
避難所での明日をも知れぬ生活
―沢田聡子さんの手記2
 
第3章 果てしなき強制労働
抑留 収容所での生活はじまる
作業 連日脅やかされた「ダバイ ダバイ」の声
逃走のときの情況
―小野寺義夫さんの証言
移動 監禁列車で羅津へ
望郷 海に臨んで帰れぬ日々
拉致 シベリヤの曠野・クラスキーへ
救出 殺戮か救出かの賭に勝つ
罹病 高熱で列の一歩前まで
 
第4章 逃亡、また逃亡へ
逃亡 八路軍につかまりスパイの嫌疑
成功 逃亡ののち満人農家に潜伏
吉林 日本人の生活と引揚げ
―沢田聡子さんの手記3
潜伏 親日の満人農家で農作業
 
第5章 帰国の途へ
再会 吉林市に着いて義兄に会う
乗船 雲仙丸でコロ島から故国へ
帰着 終着駅気仙沼へ着く
 
あとがき(村上敬一)

図書目録のお問い合わせ

資料の利用については4階 図書室のご利用にあたってをご覧ください。

担当:
図書情報部 図書係
電話番号:
03-3222-2573
FAX:
03-3222-2626