図書ショウワ ニジュウネン ハチガツ キタチョウセン000057584
昭和二十年八月北朝鮮
サブタイトル1~10
編著者名
島ノ内 孝四郎 著
出版者
新人物往来社
出版年月
1983年(昭和58年)8月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
255p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/Sh43
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次
まえがき
第一章 敗戦
赤旗の翻る町で妻子と再会
耳もとでささやかれた敗戦の報
ソ連兵と遭遇、危うく逃れる
変り果てたわが家に
恐怖の江界邑
遂に逮捕、拷問の責め苦
思いがけぬ釈放
悪夢か、再び逮捕さる
亡国の民、薪割りして歩く
妻子を残して脱出を決意
第二章 三十八度線突破
平壌到着、喜びも束の間
献金で第二の難関を突破
目的のためには"鬼になる"を誓う
寒村の鶴峴駅に着く
三十八度線に向かって出発
暗夜の山中で押問答
われ、突破に成功せり!
捜査員、ついに帰らず
延安で旧友と再会
駅に見る米軍の人種差別
あゝ京城に到着、解団する
混乱、激動する京城の素顔
第三章 平壌潜入、逮捕さる
再び三十八度線を越える
平壌潜入に成功
目を覆う惨状、地下工作を続ける
京城直行の特別列車に乗り遅れて・・・
同胞に密告されて逮捕さる
拷問と取調べ始まる
恐怖と絶望の留置場生活
ソ連軍の尋問開始
ソ連軍刑務所に送られる
「お前は"サムライ"だ」
獄中に呻吟する若き英雄たち
第四章 獄中記
酸鼻をきわめる監房生活
哀れ、かつての政府高官たち
北鮮の裁判、判決下る
釈放さる、冬の日も眩しく
意外、釈放された七名が再逮捕
興南捕虜収容所に向かう
帰国を目前に死亡者続出
ソ連軍の思想教育始まる
あゝ、今こそ祖国へ祖国へ!
朝鮮よ、さようなら
著者略歴