図書ガイアツ ニ ユラグ ニホンシ000057549
外圧に揺らぐ日本史
サブタイトル1~10
教科書問題を考える
編著者名
林 健太郎 著
出版者
光文社
出版年月
1987年(昭和62年)3月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
192p
ISBN
4334051367
NDC(分類)
375.9
請求記号
375.9/H48
保管場所
閉架一般
内容注記
記述は2刷(1987.10)による
和書
目次
まえがき
第一章 「日本史」をめぐる内・外圧
大新聞が惹き起こした「教科書問題」
政府が『新編日本史』にとった異常な訂正要求措置
史実をイデオロギー化してはならない
「天皇」号や国旗・国歌の由来は当然教えられるべきだ
マスコミの不当な文部省攻撃と政府の腑抜け外交
第二章 日本民族にとって記紀・天皇とは何か
日本民族の偉大な文化遺産である古事記・日本書紀を否定する愚
民族のアイデンティティとは何か
建国神話を教えることは「皇国史観」の復活ではない
君主制と民主主義は対立しない
天皇家の存続の長さは、世界に例がない
第三章 歴史教育はどうあるべきか
著しく左傾化した小学校の社会科教科書
日露戦争は日本の資本主義の要求によって起こったのではない
民族の立場と世界の立場は対立しない
義務教育は九年一貫教育がよい
一民族にして一文明をなしている日本
進歩主義による人類史の把握への疑問
人間の幸福とは何か
第四章 太平洋戦争の検証
東京裁判史観から脱却せよ
各時代には独自の課題と価値基準がある
個人の自立は民族の自立を要求する
太平洋戦争のポイント・オブ・ノー・リターン
太平洋戦争への途は「歴史の必然」ではなかった
国家は人間の集団であり人間によって動かされる
第五章 中国・韓国の問題とする史実と検定制度
中国が「戦争を美化している」という抗議の検証
デリケートな韓国併合問題
日韓協約の締結と高宋退位の衝撃
韓民族のナショナリズムを理解せよ
中・韓の抗議より問題は日本国内にある
歴史を左右のイデオロギーから解放せよ
教科書検定は今後も続けられるべきだ
あとがき