図書アサヒ ニ オトシメラレタ ゲンダイシ000057524

朝日に貶められた現代史

サブタイトル1~10
万人坑は中国の作り話だ
編著者名
田辺 敏雄 著
出版者
全貌社
出版年月
1994年(平成6年)1月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
304p
ISBN
4793801358
NDC(分類)
210.7
請求記号
210.7/Ta83
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

はじめに
 
第一章 現代史を歪めた「中国の旅」報道
朝日新聞社あげてのキャンペーン
文化大革命と「中国の旅」
万人坑
 
第二章 「人肉開発」の撫順炭鉱
《一、「中国の旅」が伝える撫順炭鉱》
《二、見た人がいない―アンケート結果》
《三、状況証拠も万人坑を否定》
《四、炭鉱は「タコ部屋」だったのか》
 
第三章 虚報「防疫惨殺事件」
中国側の証言
炭鉱側の反論
「満州日日新聞」の報道
健在者の証言
組織的な作り話か
 
第四章 死屍累々、生き地獄の南満鉱業
「見たことも聞いたこともない」
現場からの証言
すべてが露天掘り
二つの事故
医療について
ヤマは丸腰であった
工人、勤奉隊の解散
終戦から帰国まで
刑務所と発掘現場
 
第五章 「鉄の証拠」、豊満ダム万人坑
「日本経済新聞」が伝えた万人坑
ダム関係者の反論
死者は「一千余人」
「最大事故は死者九名」
『豊満ダム』の記述は正確
「聞いたことがない」と全員が否定
逮捕者もでなかった
 
第六章 記事撤回の申し入れと朝日の回答
返るのは罵声だけ
報道の責任
全会員調査と絶版、回収の申し入れ
南満鉱業の「申し入れ」
 
第七章 性懲りもない朝日報道
あらたな万人坑報道
困難になる調査
老頭溝側の証言
統計は語る―死亡率は最低
 
第八章 歴史家が告発した大量殺戮
《一、酸鼻を極めた承徳》
《二、興隆県における「三光作戦」》
《三、「供述書」の証拠能力》
 
第九章 「消せない真実」にした岩波書店
「犠牲者六万人」の大同炭鉱
大同炭鉱
「冗談じゃない」と関係者
「毎日新聞」の報道
根津証言
日本側の証言
終戦、帰国 留用
「死者七〇〇人、三二年ひた隠し」
岩波書店への申し入れ
 
第十章 史実と認知した知識人
百科事典、教科書に登場
だが、誰も調べなかった
正真正銘の万人坑があった
 
第十一章 背信
《一、都城23連隊「ニセ写真事件」》
《二、続出する不祥事―毒ガス写真事件》
《三、訂正しない新聞社》
 
あとがき