天皇家の密使たち
- サブタイトル
- 徳間文庫
- 編著者名
- 高橋 紘 著/鈴木 邦彦 著
- 出版者
- 徳間書店
- 出版年月
- 1985年(昭和60年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 16×
- ページ
- 285p
- ISBN
- 4195979153
- NDC(分類)
- 312
- 請求記号
- 312/Ta33
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 主要参考文献・文書:p270-277
- 昭和館デジタルアーカイブ
第一章 「裕仁法王」を幽閉せよ
古都の密義―近衛、岡田、米内、岡本の会談
皇弟・高松宮の了承
天機奉伺
扇の要(かなめ)―近衛の人脈
松代「地下宮殿」造営
葉山拘禁計画―米国務省文書
第二章 密書「天皇退位せず」
菊と星条旗
天皇の心境は揺れる
東条証言を翻させた松平工作
松平侯爵家のパーティー
宮中の鴨猟とGHQ高官
「臣茂」の舞台
マッカーサーとの密約
供溜(ともどまり)の会見―天皇への質問
月は語らず
第三章 消えた勅語案
狙われた「軍装の天皇」
お濠に立ち上った煙―「ご真影奉焼式」
クリスマスに勅語を
「失意の淵」
「人間宣言」の二つの訳文
「プライスのことは言うに及ばず」と天皇
「これは負けた」と名物校長
新教育勅語ノススメ
青い眼の教師
勅語から基本法へ
天皇、教育勅語執行に不満?
第四章 宮中に流れた讃美歌
米国クリスチャンと皇室を結んだ上村環
宮中の聖書講義
皇后のソプラノ
講和と聖書進講の廃止
マッカーサー法王の「復音の紙爆弾」
兵舎が教会に変わった
十字軍旋風と皇室
天皇制存続に動いた聖職者たち
「大島館」のビッテル神父とキーナン検事
天皇、皇后の教会訪問
クリスチャン枢府顧問官・関谷貞三郎の日記
無罪工作
第五章 伊都君の戦後
イタリア生まれの宮妃
皇室財団
「陛下のご名代」―梨本宮の逮捕
華やかなりし明治
皇族の”整理”
「御維新の前に戻るということね」
皇籍離脱
第六章 残された天皇の祭祀
国家神道の廃止は至上命令
急激な改革を避けた勧告書
「人権指令」と神道界
バンス課長を相手の”岸本ゼミ”
伊勢神宮「国家護持」の是非
埼玉の神社に現われたGHQ高官
神道命令
宮中祭祀は変わらず
三種の神器の移座計画
避難した熱田神宮の神剣
再び「天皇に私なし」となるか
第七章 天皇”巡幸作戦”
占領軍の思惑
藩公は見える、公方様は見ると目がつぶれる…
みくに奉仕団
巡幸の要請
「陛下、誓ってこのかたきはとる所存」
なぜ神奈川県からはじまったか
巡幸は”戦略的行動”
「宿屋というのは具合がよいものだね」
「御警衛」の苦心
天皇の食事
お召列車と闇米
政局と巡幸中止
明治の初期と昭和の戦後―巡幸の時期
触れたくない占領期―あとがきにかえて
解説(袖井林二郎)
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