図書目録ニホン ノ ナイチンゲール資料番号:000057376

日本のナイチンゲール

サブタイトル
従軍看護婦の近代史
編著者名
澤村 修治 著
出版者
図書新聞
出版年月
2013年(平成25年)8月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
271p
ISBN
9784886114525
NDC(分類)
369
請求記号
369/Sa95
保管場所
開架一般
内容注記
文献あり 年表あり
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

序にかえて

第一章 博愛社から日本赤十字社へ
佐野常民
適塾で学んだ「人道」
長崎海軍伝習所
赤十字との出会い
政府への出仕
大給恒
西南戦争
現地での設立許可
最初は男性ばかりだった
「報国恤兵」
女性社員の登場

コラム 祖としての町田ヱイ子

第二章 篤志看護婦と救護看護婦 日清戦争期
一〇名の「看護婦」
戊辰戦争のエピソード
養成所開講
「ハイソサエテーの夫人達」
新島八重
イメージアップ作戦を主導
はじまりは濃尾大地震の救護
支部の広がり
「不品行」には神経質だった
ほづつの響き
「下から」興った篤志看護婦団体
病死者がきわめて多かった
四名の殉職看護婦
三陸大津波
一〇の徳目

コラム 服装の変遷

第三章 地位の確立 日露戦争期
高収入の職業
条件は「数学に明るいこと」
博愛丸と弘済丸
フランス人兵士を看護する
派遣看護婦は二七八二名
内地と海上にとどまる
ワリヤーク号負傷兵の救護
患者収容港には樺太も
マッギー夫人の来日
月明かりのなかの出会い
最新の技術を伝えたドイツ人医師
銃剣をとるがごとし

コラム アメリカ人看護婦

第四章 中国青島、そして欧州 第一次世界大戦期
一視同仁主義
修身ノ要領
新しい様式の戦争
国際的な派遣事業に乗り出す
青島派遣
クリスマスのミサをおこなう
「力を尽くさんことを望む」
ロシア派遣
フランス派遣
イギリス派遣
シベリア出兵での派遣
派遣先はバイカル湖近くまで及ぶ
関東大震災
急造救護所を開いた看護婦

コラム 「恋愛」はなかったのか?

第五章 銃砲声のなかで 満州事変・日中戦争期
満州各地への派遣
第一次上海事変
蘆溝橋事件
陸軍看護婦とひめゆり学徒隊
スカートから「もんぺ」に
髯ぼうぼうの患者
弾雨のなかの上陸
連夜の空爆
ありがたかったのは「風呂」
南京で起きたこと
機雷だらけの揚子江
宣撫活動
忘れられたジュネーブ精神
日中共同の赤十字病院構想
泥沼化する戦争
被災地の赤十字看護婦

コラム レクリエーションのひととき

第六章 終幕のとき 太平洋戦争期
凍り付く取っ手
日本赤十字は持てる全てを投入した
サルタンの饗応
メイヒョウ兵站病院
極寒地から孤島まで
一一一八名の戦争犠牲者
「母」の苦しみ
戦地で夫に会った話
ソ連兵の進駐
アメリカ兵士の態度
遭難する病院船
純白に赤十字マークのある船
ぶえのすあいれす丸の悲劇
リンドバーグの嘆き
東京大空襲
ヒロシマ・ナガサキ
ジャングルのなかの彷徨
八路軍に抑留される
墓に刻まれた「博愛」
福島支部の「終わらない戦争」
ナイチンゲール誓詞とともに

おわりに
関係年譜
書誌
写真出所

図書目録のお問い合わせ

資料の利用については4階 図書室のご利用にあたってをご覧ください。

担当:
図書情報部 図書係
電話番号:
03-3222-2573
FAX:
03-3222-2626