大本営発表のマイク

一章　昭和ノスタルジー
昭和六年の初午
ボロ学校の立派な先生達
戦前の田端
街の風

二章　戦争の足音
爆弾三勇士
母が嫁ぐ
防空演習

三章　女学生の日々
女学生になる
友田恭助の戦死
勤労作業

四章　東京女子大学の人々
西荻の風
大学か、演劇か
日米開戦

五章　芝居への想い
初めての空襲
技芸証
杉村春子の一言

六章　美への旅
百済仏にしくものぞなき
繰り上がり卒業
崑崙丸

七章　文部省時代　悪化する戦局
その頃の文部省
隼は往く　雲の果て
サイパン玉砕

八章　アナウンサーに
夏の日に
養成所の頃
初放送

九章　大空襲
空襲の日々
内幸町ぐらし
三月十日
田端の最後

十章　大本営発表
神風特攻隊
斬り込み隊の歌
富山家へ移る
ノー・モア・ヒロシマ

十一章　終戦
八月十五日前後
退職
空白の日々
同期生達

十二章　戦争は終わったけれど
竜閑川
戦後騒然

あとがき
追記　十五年戦争とは
主要参考文献